中国国際航空(エアチャイナ)で購入したシンガポール行きの格安航空券。
北京で乗り継ぎ時間が8時間ほどあり、その時間を使って観光できないかなーと考え、実際に行ってきましたので参考になればと思い、書いてみたいと思います。
一番気になるのが所要時間だと思いますので、各地点の通過時刻を写真のデータを参考にして細かく書いていきたいと思います。
【購入した航空券の時刻】
関空出発13:40ー北京到着16:00
北京出発00:10ーシンガポール到着06:30
【目指す目的地】
南鑼鼓巷
【交通手段】
地下鉄
北京首都国際空港到着・出国
飛行機を脱出(16:02)
ほぼ定刻に北京に到着しました。
長い長い通路を歩く(16:04)
入国審査場に到着するも、長蛇の列・・・(16:13)
一番左の「72時間、ビザ不要、乗り継ぎ専用カウンター」へ進む(16:18)
このカウンター、上の写真を撮った場所からは隠れており最初は分からず普通の列に並んでしまいましたが、途中でどんどん抜けていく外国人に付いていくことで発見しました。
日本のパスポート持った方で乗り継ぎであればほぼこちらが利用できると思います。
パスポートチェックとその先にある税関で時間を要しました。税関はスーツケースを持っている人はX線機械に通すように言われ、持っていない方は素通りなんですが同じ列に並ぶ必要がある雰囲気でしたので時間がかかります。係員の方に声をかけたら素通り可能だったかもしれません。
ターミナルビルを移動するモノレールに乗る(16:48)
この後、ATMを探すのに少し手間取ります。無事キャッシングにて中国元をゲット。
エアポートエクスプレス・地下鉄で市内へ
エアポートエクスプレス(北京地下鉄機場線)の改札を抜ける(17:16)
飛行機を降りてからここまで約1時間15分です。
改札前に手荷物検査があります。
行き先は東直門でも三元橋でも25元なので言葉は不要です。窓口にお金を出して指を1本立てるだけです。自動券売機もありますが20元以下のお札しか入らないようでしたので有人窓口を使いました。
電車がホームに入ってきました(17:17)
約10分間隔で運行されているようです。ここでほとんど待ち時間が無かったのが助かりました。
ターミナル3(T3)を出た列車は途中T2へ止まるため、帰りより行きの方が少し時間がかかります。
行き:T3→T2→三元橋→東直門
帰り:東直門→三元橋→T3→T2
東直門駅へ到着(17:51)
乗車時間30分ほどでした。
2号線への乗換通路。乗換に際し、切符を購入する必要はありますが荷物検査はありませんでした。
東直門2号線駅を出発(17:58)
途中、朝陽門で6号線へと乗り換えます。
目的地、南鑼鼓巷駅到着(18:12)
空港で飛行機を降りてここまで2時間でした。
南鑼鼓巷を観光
駅前には何やらステキなピザハット
奥にうっすらと山が見えます。この日のPM2.5の値は40くらいだったはずです。
南鑼鼓巷の入口(18:18)
夕暮れ時。ちょうど良い時間に来たような感じがします。
名創優品に入ってみました。
正規品なのでしょう。それなりのお値段がしておりました。
途中こんなお店もありました。ハンドクリームやさんのようでした。
勇気が無くて行くことができませんでした。
途中、どこかのお店でポストカードを2枚買いました。通りにはキーホルダーなどのお土産物を売っているお店がたくさんありますが、ポストカードを扱っているお店はほとんどありませんでした。
南鑼鼓巷の通りは数十メートル間隔に警察官が立っています。
ここにいるくまモンは正しい手続きを踏んでここにいるのでしょうか。
折り返し地点の星巴克珈琲に到着(18:36)
メニューの写真を撮ったら怒られました。
日本には無いフラットホワイトというものを頼んでみました。
駅まで戻ってくるとすっかり夜でしたが人通りは減りません。
星もいくつか見えるぐらいの大気状況でした。
地下鉄・エアポートエクスプレスで空港へ
地下鉄駅へ入場(19:04)
自動券売機が並んでいます。時々コインしか使えないものが混じっていますので注意です。
自動券売機は路線図から目的地を選択して購入することもできます。中国語表記のままで操作をすると路線図は漢字なので分かりやすいですが、「レシートいる?/いらない?」のような表記が読めません。逆に英語表記にすると路線図が読めません。Dongzhimenと表示されてもそれがどこか分かりません(正解は東直門)。
私の場合は運賃をアプリで調べていたので(後述)、路線図の方は使わずに英語表記にして「¥3」と書かれたボタンを押すだけでした。
ここで手荷物検査がありました。結局この行程での地下鉄乗車時の手荷物検査は最初の空港駅と折り返しの駅の2か所だけでした。
朝陽門で2号線へ乗り換え(19:20)
ホームドアが意味を成していない気がします。
2号線の路線図は真ん中に天安門が描かれています。
地下鉄の移動にはスマホアプリが大活躍しました。
時間もほぼ正確ですし、オフラインで動きます。北京では完全にネット環境無しだったのでオフラインで動くこのアプリが非常に頼もしかったです。乗り換え時間は比較的余裕を持って作られているのでしょうか、出発の時間はアプリの表示通りですが空港到着が10分程早くなりました。たぶんどこかでで1本早い電車に乗れていたのだと思います。
1つだけ文句をつけるとすると、アプリ内では「東直門」と表記されますが、実際の駅や路線図には「东直门」と表記されているのでそこが分かりにくかったです。
北京首都国際空港T3駅到着(19:53)
ターミナル入場(19:56)
セントレアのように到着・出発の両方がスロープになっています。
まとめ
エアポートエキスプレスで空港を出発してから、空港に戻ってくるまでの時間は約2時間45分、現地での観光時間は約45分となりました。
もし同じようなトランジット観光を計画される人がいるならば、「最初にエアポートエクスプレスの駅に到着した時にフライトまでの時間が6時間あればGo!」とアドバイスをしたいと思います。
北京は空港を出るまでにかなり時間がかかります。どれだけ早く北京に着陸しても、空港の外に出るまでに時間がかかった場合は北京での乗り継ぎを利用した観光はかなり厳しくなります。
また、北京首都国際空港は出発(出国)時にも大変混雑するようですので、飛行機の出発時刻の3時間前には空港に着くように戻ってきたいところです。
定番の天安門広場ではなく南鑼鼓巷へと観光に行った理由
当初は天安門を見に行く予定で観光を考えていましたが、天安門広場のすぐ隣で全人代が開かれていると分かり、急遽目的地を変更しました。
初めての北京でしたので天安門広場に行ってみたかったですが、「警備強化されていたら予想以上に時間がかかってしまうかもしれない」「もしかすると地下鉄の駅自体が閉鎖されているかもしれない」、そんな不安が頭を過ぎり天安門広場や、その近くにある前門大街へと近づくことを止め、目的地を南鑼鼓巷へと変更したのです。
結果として素敵な景色が見られたので良かったと思っています。
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飛行機に乗らずにマイル、貯めています!
初めてのの北京は、これまで旅したいろんな国とは違う感じがあり楽しかったです(^o^)
以前の私は格安航空券で海外旅行に行っていたのですが、今はもっぱらマイルで海外旅行に行っています。
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だいちぃさん、
北京レポート拝見いたしました。
初めての北京でなぜマイナーな場所へと最初思ったのですが、
読み進めていくと理由が分かりました。
北京には4年程住んでいた事があり、その後も毎年のように顔を出しているのですが南鑼鼓巷という地名を初めて知りました。もう、特定の場所にしか自分は行かなくなってしまったので、新しい情報を楽しみにしています。
さすがですね~!空港から出て電車に乗るなんて、私には出来そうもありません<(_ _)>
時間も4時間ですしね~。
空港内でも楽しめそうでしたか?つづきも期待しております!!
たまパパさん、コメントありがとうございます。
4年も北京に住まれていたんですねーそれを知っていたら前もってオススメの場所などを聞いておくことができたのに、という感じです。
単純に怖かったんです。初めての国、中国という未知の国。突然何が起こるか分からない国という恐怖。昨日は大丈夫だという情報があっても今日は閉鎖されているかもしれないという不安。東直門から簡単に行ける観光地で、天安門広場や前門から離れた場所をいくつか拾って、結局この場所になりました。ちなみにもう1つ候補だったのは前海?什刹海?辺りでした。どちらも胡同という場所でした。すいません、知識が無さ過ぎてこれぐらいしかコメントできません。次こそは天安門広場とか紫禁城などに行ってみたいです!
ケンさん、コメントありがとうございます。
空港からの電車に関してだけ言えば他の先進国と大差ないですよ。むしろ日本よりシンプルで分かりやすいぐらいでした。
4時間だと無理ですねー、ラウンジめぐりですよ!早めに空港に戻れたのでこの後ラウンジでしっかり夜ごはんを食べています。そんな記事も近いうちに書きますね!お楽しみに〜
私もやはりリベンジで北京に行こうと思いました。楽しそうですね!この記事を頼りに!
まくはるさん、おはようございます
この記事を頼りにしなくていいですから!北京はいろんな観光地がありますし、いろんな方の旅行記がありますし。それに私、実はほとんど歴史に興味がなくて天安門広場に行けてたとしても「ここが天安門事件が起きたあの場所かー」なんて思いにふけるのではなく、「テレビでよく見るところだー」ぐらいにしか感想を抱かない予定でしたw 万里の長城も見てみたい気はしますが「昔の人はどうやって作ったのだろう」と古代ロマンにふけるのではなく、「大きな建造物だなー」と感じるだけだろうしーと。同じ中国語を使う国なら台湾、まだ行ったことのない高雄に行きたいぐらいです。おいしいものいっぱいありそうですし!