赤ちゃん連れや子連れで海外旅行に行くパパママが気になる大きな問題。それは、ベビーカーを持っていくかどうか、ですよね!
うちの長女は小学校入学までの7年間に13ヶ国に行きましたが、毎回この問題には悩まされていました。
我が家の経験から、海外旅行にベビーカーを持っていくべきか、持っていかないべきか、参考になれば幸いです。
- 海外旅行にベビーカーはどうなのか?
- 海外旅行にバギーじゃダメなのか?
- 海外旅行に抱っこひもだけじゃダメなのか?
- おすすめベビーカー・バギー・抱っこひもについて
ベビーカー、バギー、抱っこひも、それぞれのメリット・デメリットを考えて選択
我が家がこれまで海外旅行に持っていったものは、ベビーカー、バギー、抱っこひもの3種類です。
この3つの中から「今回の旅行先・旅行スタイルにはどれがふさわしいか?」と毎回考えます。
もちろんこれらのアイテムは日本での日常生活でも使いますので、今使い慣れているものがあれば、それをそのまま持っていけば良いと思います。
ただし、ベビーカーだけは要注意です。
ベビーカーはヨーロッパの石畳に負けないものがパパ・ママも赤ちゃんも快適!
我が家のベビーカーは、この記事のシルバークロスのPOP(生産終了)でした。
大事なポイントは、石畳でも大丈夫か?という点です。
ヨーロッパの街歩きは結構ゴツゴツした石畳で、隙間もかなり開いているので、日本でよく利用されている小さめのタイヤのベビーカーだと取り回しが難しいです。
子どもが乗っていて不快にならないもの、親が押していてイライラしないものを選びましょう。
こちらのアップリカのスムーブはタイヤが大きくて石畳にハマる心配をしなくても良いでしょう。
3輪タイプなので取り回しもよさそうですし、座面下に着替えやオムツを入れておくスペースが大きいのも海外旅行向きです!
旧タイプのためAmazonでは2018年4月現在39,800円、楽天市場では34,800円と非常にお買い得です。
(最新の価格は商品ページにてご確認ください)
参考までにこちらは現行モデルです。機能に大きな差はないのですが、値段がかなり上がっており6万円以上します。
Aprica (アップリカ) 3輪ハイシートベビーカー Smooove AC (スムーヴ) ネイビードットNV 【パンクレスタイヤ + シルキーエアー搭載 + 小回り段差スムーズ】 ※3年保証登録可
もうひとつ紹介したいベビーカーはこちらです。
こちらはカトージがイギリスから輸入しているベビーカーになります。
石畳が多いヨーロッパ生まれということで、海外で使う分には申し分ないでしょう。お値段も2万円をちょっと切るぐらいで、スムーヴよりもかなりお手頃になります。
ただし、エアータイヤではないタイプですので乗り心地や取り回しはスムーヴより悪くなると考えられますので、その点を理解した上で買いましょう。
軽量なバギーは携帯性に優れるが、海外旅行では要注意!
長女3才4ヶ月、イスタンブールにて
我が家のバギーは西松屋で売られている安いものでした。
しかしこれでは石畳では厳しいです。イスタンブールではタイヤが石畳の隙間にはまってしまい、思うように進めませんでした。
ハワイはバギーで十分です!ハワイにはガタガタの石畳はありません!とはいえ、日差しが手強いので日よけのあるタイプのバギーがおすすめです。
畳むとこれぐらいコンパクトになっちゃうポキットプラスなら移動時も身軽に済むのでおすすめです!
折りたためる日よけがあると日差しが強い国でも安心です。安いもので十分です。
抱っこひもはやっぱりエルゴ!ベビーカーがあってもエルゴは必須!
長女6才、次女3才半ーリスボン
我が家のエルゴはメッシュ地の部分があるパフォーマンスでした。
ベビーカーを持っていかない時はもちろん、ベビーカーを持っていく時でも、エルゴを欠かさず毎回持って行きます。
石畳が多い街、階段が多い街、人ごみでベビーカーでは歩きづらい所など、エルゴはいつでも大活躍です!
ちなみに妻はエルゴのポケットに財布を入れています。ポケットに入れるより安全で使いやすいんだとか。
ちなみにエルゴは4歳ぐらいまでが目安ですが、20kgまで大丈夫なので長女は6歳のときでもエルゴで抱っこされていました。
※ 我が家オススメのエルゴですが、偽物・模造品がネットショップ・ヤフオク・メルカリに出回っています。偽物の場合は使い勝手が悪いだけでなく、重量制限も異なってきますので、必ず正規総代理店のダッドウェイでお買い求めください。
ベビーカー、バギー、抱っこひも、どれを持っていくべきか?
エルゴはベビーカー・バギーを持って行く持っていかないに関わらず、毎回持って行きます。
長女6才、次女3才半のスペイン・ポルトガル旅行もエルゴだけは持って行きました。
長女が途中で乗り物酔いでグッタリしてしまったときは、本当に助かりました!
エルゴが無ければ家族全員その場で立ち尽くしていたと思います…
ベビーカーとバギー、抱っこひものどれを持っていくかは迷う所ですが、石畳の多いヨーロッパならベビーカー、アメリカならバギー、東南アジアは道路事情が悪いので極力エルゴのみ、という使い分けが基本です。
- ヨーロッパ:エルゴとベビーカー
- アメリカ:エルゴとバギー
- 東南アジア:エルゴのみ
ベビーカー、バギーを持っていくかどうかは、『子どもが歩かなくなった(寝てしまった)時にどうするか?』を考えて判断するのが大事です!
子ども1人なら、寝てしまったとしても抱っこひもだけで大丈夫です。となると、ベビーカーやバギーはあっても無くてもいいでしょう。
しかし、我が家のように子どもが2人以上いるのなら「2人とも途中で疲れて寝てしまったときにどうするか?」を考えないといけません。2人とも抱っこひもにするのなら、それでもアリと思います。
我が家の場合、重たい上の子はベビーカーかバギー、軽い下の子は抱っことなることがほとんどです。
とはいえ、ベビーカーがあると階段などで制限が多く街歩きがし辛いので、無いなら無いほうが楽です。
長女1才3ヶ月、イタリア/アマルフィ
また、ベビーカーは街歩きの時に荷物掛けとして使えます。子どものオムツやおしりふき、着替えやタオルなど、子連れではどうしても荷物が多くなります。
そんなときにエコバックにこれらの着替えなどを入れてベビーカーに掛けて歩きまわっています。エコバックの中は盗まれてもいいようなもの(盗んだ側がガッカリするようなもの)ばかりです。
ベビーカーが無いとこの荷物を夫婦で手分けして背負ったりしないといけないので、それはそれで大変です。
結論:ベビーカーは何歳まで必要か?抱っこひもだけじゃダメなのか?
海外旅行にベビーカーは何歳まで必要か…
結論はケースバイケースです。
我が家のように、「子どもたち二人ともが観光の途中で寝てしまったら、どうやって移動しようか?」と考えれば、自然と結論はおそらく出ると思います。
「抱っこひもだけじゃダメなのか?」お子さん1人なら抱っこひもだけでアリです!
個人的には『抱っこひもは絶対、ベビーカーやバギーはあればラク。無くても何とかなる』と思っています!
子どもの航空券代って結構高いですよね?マイルがあればかなり節約できます!
ANAのホームページで大人・幼児・小児で東京からハワイ・ホノルル行きを検索してみました。
座席がいらない1才はかなり安いですが、座席が必要となる2才は、なんと5倍以上の航空券代が必要です!
2才の誕生日を迎えるまでならかなり安く飛行機に乗ることができます!(国際線の場合)
しかし、2才の誕生日を迎えてからは、大人の8割ぐらい支払う必要があります。
「安く海外に行くためには2才の誕生日を迎えるまで」であることは確実ですが、2才を過ぎてからでも運賃に相当する部分(図だと大人55,000円、小児41,300円)をタダにする方法があります。
それはマイルです!マイルがあれば諸税は必要ですが運賃部分はタダになります。
▼こちらは私のマイル残高です!これだけあれば家族全員分、ハワイ行きが余裕でタダになります!
ヨーロッパでは石畳が多いですね、確かに!どんなベビーカーが最適か迷います。私は一番困るのは階段が多いところです。そこは軽いベビーカーやエルゴだけにするしかない気がします。オランダのような国はまたレンタルサイクルはいいかもしれません。
確かに迷いますよねー、階段も。オランダに行ったことがないので分かりませんが、確かにオランダはフラットなイメージがあります。
ポルトガルやイタリアはエルゴだけがオススメですね。とはいえ、現地の方は大きなタイヤの大きなベビーカーを持っていたりしますけどね。