中国東方航空のエコノミークラスに乗って上海経由フィリピン・セブ島旅行へ行ってきました。
利用前にインターネットで搭乗記・口コミを調べたり、実際に利用したことがある方に話を聞いたのですが、経験者の評判は結構酷いものでした。
『えっ?!マジで?そんなに酷いの…』
でも、実際に乗ってみたら、ヒドい搭乗記・評判とは違い予想以上に良かったです!
しかし、前もって知らないと損すること、ショックを受けることもいっぱいあります!!
ということで、【中国東方航空に乗るなら知っておきたいこと】をブログにまとめてみました。
中国東方航空のチェックインカウンターは長蛇の列!
こちらはセントレアにある中国東方航空のチェックインカウンターの写真です。
セントレアのホームページに【チェックイン開始時間:出発の2時間前】と記載されていましたので、それに合わせてカウンターに来てみましたが、すでにカウンター前には多くの人が並んでおり長蛇の列。
エコノミークラス搭乗の方で、上級会員でもない方は我慢してここに並ぶしかありません。状況にもよりますが、搭乗手続きの待ち時間として30分ぐらい見ておけば大丈夫でしょう。旅行のスタートから厳しいですね…
ビジネスクラス搭乗の方や中国東方航空の上級会員の方はこの列には並ばずに写真奥にある優先チェックインカウンターを利用してください。こちらは待ち時間5分程度で案内して貰えると思います。
搭乗ゲートにも長い列ができている
搭乗ゲート前の写真です。
搭乗ゲート付近ではすでに多くの方が列を作り、搭乗開始を待っています。
手前の短めの列は小さなお子さまをお連れのお客様、ビジネスクラス搭乗のお客様、そして上級会員のお客様の列です。
そして奥の長い列は、写真には写りきらず、さらに倍の長さが後ろに隠れています…
中国東方航空の機内の様子は?
機内に乗り込んでみました。比較的新しさを感じる、青いシートの座席が並んでいます。
エコノミークラスのシートの配列は写真のように通路を挟んで両側に3席ずつです(機体はエアバスA320)
気になる座席のスペース(広さ)ですが、JALやANAと同様、一般的な広さです。セントレアから上海までフライトは約3時間ですので、これで十分でしょう。
評判では「ボロい」「狭い」という言葉も並んでいましたが、思ったより普通でした。
しかし、残念ながら個人用モニターはありません!
国際線に乗って海外旅行に行くとき、機内で観る映画を楽しみにしている人もいますよね。残念ですがセントレアー上海便で使用されている中国東方航空のエアバスA320という機体は、個人用モニターの設備がありません。
必要な方は(特にお子さま連れの方)タブレットやスマートフォンに動画などをダウンロードしておきましょう。
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朗報!中国の航空会社、飛行機内での携帯使用がOKに!
以前は機内モードにしていたとしても、スマートフォンを触ることすら許されなかった中国の航空会社ですが、2018年1月18日より機内で携帯電話が使えるようになりました。
これにより端末に保存した動画を観たり、機内で写真を撮ったりすることも可能になりました。これは朗報!
機内での電波を発しない電子機器の使用について(中国東方航空 2018.1.23. お知らせ)
平素より中国東方航空/上海航空をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
2018年1月18日より中国東方航空は全路線で電波を発しない状態(機内モード)での全ての電子機器が使用できるようになりました。 機内で快適な空の旅をお楽しみください。
※離着陸時、その他緊急時など、使用については客室乗務員がご案内いたします。
中国東方航空の機内食はまずまず食べられる。ただし大きな罠があった!
離陸して約30分ほどで機内食が出てきました。「中国東方航空の機内食ってどうなの?食べれるの?」と気になる人も多いと思いますが、意外と普通に食べられました。
こちらは子ども用の機内食(チャイルドミール)です。チャイルドミールのメニューはチキンカレーです。
お子さまと搭乗される際は、『事前に(24時間前までに)中国東方航空にリクエストをすればチャイルドミールの提供が受けられる』と中国東方航空のホームページ内に記載がありますので、必要な方は事前にどこかの営業所にリクエストを入れておきましょう。
はっきり言って大人の機内食より、チャイルドミールのが断然美味しかったです!
結論!中国東方航空の機内食はまぁまぁ食べられる!しかし、子ども向けのチャイルドミールのがうまいっ!
ビックリ!中国東方航空の機内食は、日本発も中国発も同じだった?!
すべての路線・便がこうなのかは分かりませんが、私の場合は、機内食は日本発も中国発も同じでした…
行きはビーフ、帰りはフィッシュなど、別のものを注文するべきです。
往復ともにビーフを頼んで、写真のような、往復ともほぼメニューを食べることになったのは大失敗でした。
上海浦東空港は巨大すぎる!着陸してからもなかなかターミナルへ着かない
上海浦東国際空港に無事到着しました。
遅れると評判の中国東方航空ですが、この日は運よく(?)特に遅れることもなく、無事到着。
しかしここで大問題。
着陸をしてからゲートに到着するまで20分ぐらいかかりました。
空港が大きすぎて誘導路を延々と走行しているのです。その間は、まったく席を立つこともできず。
着陸態勢に入る前に、トイレには行っておきましょう!「着陸してからターミナルでトイレに」…と考えていると、後悔します!
上海出発時のチェックインカウンターは恐ろしい長さ!
続いては上海から出発するときのレポートです。
上海浦東国際空港を出発する際はこちらの中国東方航空のチェックインカウンターで搭乗手続きをする必要があります。
『上海からの日本へ帰る際』、また『上海で一旦中国に入国をした後に第三国に行くような』場合はここに並ぶ必要があります。
もう一度言いますね、ここに並ぶ必要があります。
もう少し拡大してみますね。左奥の方とか、めっちゃ人が溜まっていますね・・・
ここに並ぶ必要があります。
搭乗手続きをするためには、ここに並ぶんです。ここに並ぶしかないんです。
それがイヤな方は、ビジネスクラスに搭乗するか、中国東方航空の上級会員もしくはスカイチームの上級会員になりましょう。そうすればこの長い長い列には並ぶ必要はありません。
なお、【デルタ・アメリカンエキスブレス ゴールドカード】というクレジットカードは、カードを持つだけで簡単にスカイチームの上級会員になることができます。
この方法は、この長い長い行列をパスすることができます。並ばなくて済むだけでなく世界中の空港ラウンジも使えるので非常に有用です。
▼こちらが並ぶ必要のない豪華なビジネスクラス・上級会員用のチェックインカウンターです。
クレジットカードを作っただけで上級会員資格になることができた私も、この専用チェックインカウンターを利用した後、豪華なラウンジへと向かいました。
フライト前においしい食事を食べて、シャワーを浴びて、マッサージチェアでリラックスして。快適でした。
中国という国は、そこに格差が存在することを明確にしておかないと、上に位置する人が怒っちゃいますからね…。だから、
誰が見てもハッキリ分かる、区別(むしろ差別レベル)があります!!
中国東方航空のCAさんは、カワイイ!しかも制服カワイイ!
中国東方航空のCAさんの制服、こんなデザインです。
紺色に赤いベルトが可愛いデザインですよね!
機内食を配るときなどは、このようなスタイルに変身します。なかなかいいでしょ?(笑)
中国東方航空のマイルはデルタ航空のマイレージに加算すべし!
中国東方航空に乗った分のマイルは、JALもしくはデルタ航空のマイルとして貯めることができます。
オススメはデルタ航空のマイルです!なぜなら、デルタ航空のマイルは有効期限が無いからです!
さらにいえば、JALよりもデルタ航空に貯めた方がマイルの積算率が良いからです。運賃によっては、JALに貯めると70%加算、デルタ航空に貯めると100%加算という運賃があるのです。
デルタ航空のマイルの貯め方・使い方
デルタ航空のマイルは貯め方や、使い方は別記事で詳しく紹介しています。よろしければこちらもお読みくださいね!
私自身、デルタ航空にはまだ一度も乗ったことがありませんが、それでもデルタ航空のマイルで今回のセブ旅行に行くことができました。
デルタ航空スカイマイルの貯め方・使い方を徹底解説!
デルタ航空ニッポン500マイルキャンペーンで、マイル二重取りをする方法
【デルタ航空マイルの使い道】セブ島旅行の特典航空券に交換しました!
デルタ航空のマイルをJTB旅行券に交換して温泉旅行に行ってきた!
JALのマイルはこうやって貯める
JALのマイルは、中国東方航空に搭乗した分をJALに貯めなくても、別の方法でこうやって貯めることができます!
飛行機に乗らずにJALマイルは、貯めることができるんです。
【2024年】JALマイルが貯まる陸マイラーとは?ポイントサイトでマイルを貯める方法は必見!
中国東方航空エコノミークラス搭乗記まとめ!
実際に中国東方航空を利用して思ったことは、乗ってみると意外と普通!
機内食がまさか往復とも同じメニューが提供されているとは知らず、往復ともビーフを選んでしまったという痛恨のミスはさておき、乗ってみると意外と普通でした。
大きな遅延が無かったこともあり、事前に聞いていた悪い評判ほどではないと思いました。
しかし、中国東方航空は乗る前が結構厄介かもしれません。特に上海浦東国際空港のチェックインカウンターの行列が酷かったです。
乗ってみると意外と普通で、おすすめできないこともないんですが、乗る前の行列をしっかり覚悟しておくか、上級会員になっておくか、その必要はあると思いました。
中国は上級会員との区別が凄そうですね!上級会員ならチャイナ系の空港で超VIP待遇を受けれそうな雰囲気感じます~!
だって豪華な椅子ありますもんね!(笑)
ケンさん、コメントありがとうございます!
中国はあからさまですよね…イスを始め調度品も豪華で。目に見えてはっきり分かる差を付けないと上級会員からクレームとか来そうです。わざわざマイクロバスにVIPって書かなくてもいいだろ…と思っちゃいました(笑)
初めまして!
分かりやすい記事を楽しんで見させてもらいました(^^)
今度の長期休みに中国東方航空でヨーロッパへ行こうと考えているのですが、この記事を読んでデルタアメックスゴールドカードを作ろうと思いました。
これはネット予約時ではなく、搭乗する際に受付でカードを見せればいいのでしょうか?
それともネット予約時にカードを持っていることを伝えた方が良いのか教えていただけないでしょうか?
HISから予約しようと思っています。
御手数ですがご返答頂けると幸いです。
ユウさま、こんにちは。コメントありがとうございます。
HISで予約されるとのことですが、添乗員付きの団体行動ではないですよね?航空券だけの手配はもちろんホテルや送迎が付いたプランであっても添乗員が居なければほとんど個人行動だと思うので、デルタアメックスの威力は存分に発揮されると思います。
予約時に伝える必要はありません。最初のチェックイン時(上級会員用のカウンターに行ってくださいね!)にパスポートやE-TICKETの控えなどと一緒にこちらのクレジットカードを提示すればOKです!クレジットカードを旅行に持っていかない場合は、デルタ航空のアプリをスマホにインストールしておけば会員番号やゴールドメダリオンである表示がされるので、それでもOKです。
このチェックイン作業のときに、航空券に「ゴールドメダリオン」と印字してくれるはずなので、あとはそのままラウンジに行ったり、優先搭乗をしたりできます!日本であれば「ラウンジはどこが使えますか?」とこの手続きのときにカウンターの方に尋ねてもいいと思います(教えてくれる場合がほとんどですが)
あとは上海での乗り継ぎ時でもラウンジ利用と優先搭乗などが利用でき、また到着空港ではスーツケースが早く出てきます。復路のヨーロッパの空港でも同様にラウンジ利用などもできます!ヨーロッパの空港のラウンジは豪華なところも多いので楽しみですね(^o^)「◯◯空港 スカイチーム ラウンジ」などと検索すると中の様子が見られたりします。
とりあえずコメント欄は誰でも見られるので、返答はこれぐらいにしておきますね!さらに突っ込んで教えて、ということであればお問い合わせ頂ければお手伝いさせていただきます。よろしくお願いします。
初めまして
いろんな情報をありがとうございます。中国東方航空に乗る予定ですので、とても参考になります。
質問があります。
デルタアメックスに惹かれますが。当方高校生の子供二人と旅行致します。その際、同伴の高校生二人も、「上級会員カウンター」でチェックインできるのでしょうか?
また、ラウンジ、優先搭乗は、アメックスを持っている本人しかダメなのでしょうか?
ファーファさま
コメント、ご質問ありがとうございます。
チェックインカウンターや優先搭乗については、同一の予約であれば問題なく利用できるそうです。しかしながらラウンジについては、上級会員に対し同伴者1名までとの制限があるため、お子様お二人の場合は、ご夫婦それぞれがデルタアメックスゴールドを持つ必要があります。我が家も小さな子供2人を連れておりましたが、幸い家族4人での家族旅行だったため、夫婦それぞれがデルタアメックスゴールドを作り、それぞれが上級会員となって事なきを得ました。ご参考になれば幸いです。
お返事、ありがとうございました。
今回の旅行は、夫は仕事の関係でお留守番なので、私ひとりなのです。残念ながらラウンジはあきらめます。デルタアメックスも、再考してみます。
ご助言ありがとうございました。