セントレアからJALビジネスクラスに乗ってタイ旅行に行ってきました。
貯めたマイルを使って手配した特典航空券。
小学生の子どもたちも含めて家族4人、行きだけビジネスクラスに乗ることができました。
約6時間のフライトですが、やはりビジネスクラスは快適ですね。機内食もおいしいし、楽しかったです!
バンコクはセントレアらしい就航地の1つ。路線・便数もかなり増えています!
セントレアからタイ・バンコク。
あれよあれよと就航する航空会社や便数が増えていき、今や選択肢はこんなに。(下2つのLCCはバンコク・スワンナプーム空港ではなく、バンコク・ドンムアン空港です)
- JAL:週7便
- タイ国際航空:1日2便,週14便
- タイ・エアアジアX:週7便
- タイ・ライオン航空:週5便
昔はJALとタイ国際航空が1日1便ずつを飛ばしていただけだったと思うんですけどね、知らないうちに選択肢が増えていました。
選択肢が増えることは喜ばしいことなんですが、セントレア⇔クアラルンプールが0(ゼロ)であることを考えると、もう少し満遍なく飛ばしていただけると嬉しいなーなんて。
とはいえ、自動車関連企業が進出している国・都市に非常に左右されるのが中部国際空港セントレアの大きな特徴。
セントレアからアメリカ本土へは、ある一都市だけ飛んでいるんですが、それがニューヨークでもロサンゼルスでもサンフランシスコでもなく、デトロイトってところが本当に「クルマ!」「トヨタ!」って感じですね。
チェックインから搭乗まで。JALビジネスクラスで受けられるサービスとは?
こちらがセントレアにある、JAL国際線のチェックインカウンターです。
忍者がいますね…手裏剣とんでこーい。
セントレアは、この地域の魅力ある観光資源「サムライ・ニンジャ」と外国人観光客のニーズを結びつけ、〜セントレアと戦国時代の融合〜をテーマに2018年7月よりサムライ×NINJAプロジェクトを開始しました。
セントレアを中心とする中部アリアは、「三英傑」と言われる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め多くの有名武将(サムライ)を輩出した地域であると同時に、伊賀忍者、甲賀忍者など「忍者」が誕生した地域です。
チェックインカウンターではビジネスクラス専用カウンターを利用
空港に着いたら、まず向かう先がチェックインカウンター。この時点で早くも、エコノミークラスとサービスの差があります。
▼ビジネスクラスを利用するときは、こちらのビジネスクラス専用のレーンです。並んでいる人も少なめです。
搭乗まではラウンジへ。JALサクララウンジはセントレアNo.1ラウンジだと思う。
▼登録不要、その日から使える顔認識ゲート、ぜひ使ってくださいね!
手荷物検査と出国審査を終えたら、ラウンジへ向かいます。
セントレアからJALビジネスクラスを利用するときは、こちらのサクララウンジが利用できます。
▼近代的なデザインのターミナルとは対象的に、ラウンジ内部はどこかノスタルジック。そのラウンジ内部の詳しい様子は、別記事でまとめています!
【セントレアNo.1ラウンジ!】JALサクララウンジ国際線をレポート
また、エコノミークラス利用であっても、プライオリティパスという世界中の空港ラウンジが利用できるパスをお持ちの方であれば、プライオリティパス・ラウンジが利用できます。
セントレアでは、「スターアライアンスラウンジ」「KALラウンジ」「グローバルラウンジ」の3ヶ所がプライオリティパス提示で利用できます。
ただし、このうちスターアライアンスラウンジはタイ国際航空、アシアナ航空、ルフトハンザ航空などのスターアライアンス系航空会社の出発が集中する時間帯(朝10時30分まで)は、プライオリティパスでは利用できませんのでご注意を。
セントレアにある3ヶ所のプライオリティパスラウンジの詳細は、こちらの記事で比較しています。
上級会員とビジネスクラスは優先搭乗が利用可。機内へもスムーズに搭乗
機内への搭乗は、赤ちゃん連れなどお手伝いを必要とするお客様が最優先。
続いて、上級会員の方とビジネスクラス利用の方が案内されます。
それでは機内へ行ってみましょう
JAL737便/738便(セントレア〜バンコク)はボーイング787で運航中
セントレアとバンコクを結ぶJAL737/738便は、ボーイング787型機で運航されています。
▼運航ダイヤはこちら(時期によって若干の変更があります)
- JL737便:セントレア10:00発→バンコク14:15着
- JL738便:バンコク0:25発→セントレア7:50着
所要時間は往復とも6時間前後となります。
JALシェルフラットネオと呼ばれるビジネスクラスシート
セントレア〜バンコクを結ぶJL737/738便のビジネスクラスシートは、シェルフラットネオと呼ばれるライフラットタイプのシートが使用されています。
『ライフラットタイプのシートとは?』
最大リクライニングをしたときに、斜めにフラットになるシート。フルフラットシートが水平になるのに対し、ライフラットシートは斜めの角度があるため、「寝るとずり落ちる」「滑り台みたい」というあまり評判のよくないシート。
座席に着席したところから前方を撮影した写真です。
座席前には大きなモニターがありますね。大きさは15.4インチとなります。
『シェル(貝がら)』と名称が付いているとおり、シートがシェルに包まれている形状であるため、自席のリクライニング角度が後ろの人に影響を与えない形状となっています。
JALビジネスクラス・シェルフラットネオの最前列は足元が超広いというメリット!しかし一方でデメリットもあり。
こちらはビジネスクラスのうち、最前列の席です。
明らかに足元が他のビジネスクラスシートと比べて広いです。
ということで、人気のシートになるのですが、デメリットもいくつかあります。
最前列シートは、前方にお座席が無い為、大型マガジンラック、収納ポケット、ペットボトルホルダーなどは装備されておりません。(JALホームページ)
また、個人用モニターが肘掛け部分から出てくる構造のため、離陸後しばらくするまでモニターは使用できません。
シェルフラットネオのリクライニング角度はいかに?
隣のシートが空席だったので、ちょっと動かしてみました。上の画像が離着陸時の最も起きた状態です。
▲そしてこちらが、ややリクライニングさせたリラックスモード。
まだこの時点ではフラットではなく、ゆったりとしたソファ状態です。
個人的にはこの状態が一番リラックスできました。
▲そして、最後のこちらがリクライニング角度を最大にしたフラットモードです。ライフラットのため、角度が付いているのがお分かりいただけるでしょうか。
昼間便かつ6時間ほどのフライトだったのであまり気になりませんでしたが、深夜便や長時間フライトだと厳しいですね
機内食タイムスタート。シャンパンと日本食をチョイスするも、お米がいまいち。
国際線のお楽しみと言えば機内食とお酒。
ビジネスクラスだと種類も豊富で豪華ですからね、期待しちゃいます!
まずはお酒。アルコールメニューの中から、シャンパンをいただきました。
なぜシャンパンにしたのか?それは、おそらくこのシャンパンが機体で提供されるアルコール類のうち、一番高価だと思ったからです。
▼実際に、ぼちぼちいいお値段します!
ちょっと黄金色していますねー。
こちらがアルコールメニュー。
続いてはお食事をご紹介します。
選択したのは和食。まずは前菜からです。
こういう繊細なお料理が機内で食べられる、やはり日系エアラインかつ日本発のときは和食を選ぶのに限ります!
和食のメインディッシュとお米。
機内で煮魚を食べると、なんだかホッコリします♡お茶碗やお皿が陶器なのも○ですねー。
一方で、このお米(白米)なんですが、どうやって炊飯したのか、”でんぷんのり”みたいになっていました。これはちょっと残念。
前回搭乗した羽田〜ニューヨークのビジネスクラスのごはんは、おいしかったんですけどねー。
【搭乗記】初めてのJALビジネスクラス。出発から到着まで12時間、機内での体験をブログで全部お見せします!
デザートはチーズケーキ。鳥羽国際ホテルオリジナルのチーズケーキです。
食事メニューはこちらです。
続いてはチャイルドミールのご紹介です。
こちらはビジネスクラス専用のチャイルドミールになります。
子どもが喜びそうなメニューになっていますね。チャイルドミールも陶器のお皿で提供されます。
ビジネスクラスは間食の提供もあります!JALオリジナル「ですかい」シリーズも。
ビジネスクラスでは間食も用意されています。
上の写真はビジネスクラスのギャレーに用意されたショコラとドライ納豆です。
また、着陸前にはカップ麺の提供もあります。
CAさんが「うどん、そば、ちゃんぽん、どれになさいますか?」とオーダーを取って回っていました。
▼JALオリジナルカップ麺「ですかい」シリーズは、Amazonでも購入できます。ご自宅、会社で、機内の味をお楽しみいただけます。
大画面モニターで映画を観ていると、バンコクへはあっという間に到着。
食事を楽しんだり、映画を楽しんだり、少しお昼寝をしたり。
そんなことをしているとバンコクはあっという間です。
今回もマイルのおかげで楽しいフライトになりました。やっぱりビジネスクラスはいいですね!
帰りはエコノミーだったので「うん、まぁいつもの感じ。疲れたー」という感想です。
またしっかりマイルを貯めて、今度こそ往復ビジネスクラスに乗れるようになりたいと思います。
>飛行機に乗らずに、ポイントサイトでJALマイルを貯める方法とは?
▼機内で観た映画。機内で字幕を追いかけるのはちょっと苦手…ということで機内では邦画or吹替派です。
おもしろい!美しい!そんな映画でした。