「JALマイルを使ってイタリアに行く方法はあるのか?」
JALで行くイタリア!直行便はやっぱり無い。
マイルを使って特典航空券(無料航空券)を手に入れる
提携航空会社特典航空券は計19の航空会社が利用できる
ロゴにある19の航空会社の特典航空券に交換できるのが「提携社特典航空券」と呼ばれるものになります。
提携社特典航空券を利用するメリット
- ワンワールド特典航空券よりもマイル数が最も少なくケースがほとんど
提携社特典航空券を利用するデメリット
- 全行程1つの航空会社しか利用することができない
- 日本の国内線を利用することができない
- 途中降機(24時間以上の滞在:ストップオーバー/地上移動:オープンジョー)は3回まで
提携社特典航空券の具体例〜日本とイタリアの両方に就航している航空会社を選ぶべし!
「全行程1つの航空会社しか利用することができない」というのがかなりネックになってきます。
つまり、日本とイタリアの両方に就航している航空会社が、利用できる航空会社となります。
JALのホームページにいくつか例が載っていますので、そちらを紹介するとともに、ホームページに載っていないルートや航空会社も紹介します!
フィンエアー
日本の就航地は東京・名古屋・大阪・福岡、そしてイタリアの就航地はローマ・ミラノ・ヴェネツィア・ピサの4都市です。
JALのホームページには参考例としてミラノからイタリアに入り、ローマから出るルートが紹介されていますが、ヴェネツィアやピサから出入りすることも可能です!
経由地となるヘルシンキで数泊することも可能なので、イタリアとフィンランドの2ヶ国を楽しめます!
エミレーツ航空
日本の就航地は東京・大阪、そしてイタリアの就航地はローマ・ミラノ・ヴェネツィア・ボローニャの4都市です。
JALのホームページには参考例としてミラノからイタリア入り、ミラノから出るルートが紹介されていますが、こちらもミラノやボローニャから出入りすることも可能です!
また、経由地のドバイは8時間ぐらいの乗継時間があれば十分乗り継ぎ観光もできる街でした。(経験済みです)
エールフランス
日本の就航地は東京・大阪、そしてイタリアの就航地はローマ・ミラノ(マルペンサ、リナーテ)・ヴェネツィア・ボローニャ、カターニア、フィレンツェ、ジェノバ、ナポリ、トリノの9都市です。
他の提携社に比べてイタリアの就航地が非常に多いのが魅力的ですね!
実際に我が家はナポリからイタリア入りをしてフェリーでシチリア島へ渡ってカターニアからイタリアを発ったことがあります。そんなことができるものエールフランスですね!
経由地であるパリに立ち寄れるのもメリットでしょう。
ブリティッシュ・エアウェイズ
ここからはJALのホームページに無いので私の考察結果になります。
日本の就航地は東京のみ、そしてイタリアの就航地はローマ、ミラノ(マルペンサ、リナーテ)、ヴェネツィア、ボローニャ、カターニア、ジェノバ、ナポリ、トリノ、バーリ、ブリンディジ、カリャリ、パレルモ、ピサ、ベローナの14都市です。
エールフランスの9都市を上回る14都市15空港の就航地となっています。
2度目、3度目イタリア旅行という方にはマニアックな土地にも行けてオススメですね!シチリア島にある主要2都市(パレルモ、カターニア)の両方をカバーしているのも大きいです。
日本の就航地が東京しかないのが関西住まいの方にはネックでしょうか。
経由地はロンドンです。もちろん途中降機可。
カタール航空
日本の就航地は東京のみ、そしてイタリアの就航地はローマ、ミラノ、ヴェネツィア、ピサの4都市です。
日本の就航地が東京しかなく、乗り継ぎ地であるドーハがあまり観光地でないのがデメリットでしょうか。
キャセイパシフィック航空/香港ドラゴン航空
日本の就航地は東京、大阪、札幌、名古屋、福岡(香港ドラゴン航空)と地方都市からも利用できるのが最大のメリットでしょう。そして、イタリアの就航地はローマ、ミラノの2都市です。
経由地である香港までのフライトが短いのもメリットですね!
「香港でおいしい飲茶を食べて1泊してから、いざローマへ!」なんてことも可能です。
中国東方航空
日本の就航地はこれら15都市。この数は今回ご紹介する航空会社の中で最多です。
上海を経由して、イタリアへはローマから入ることができます。
日本での就航地が非常に多く、新潟−上海−ローマなどのルートもできるので利便性が非常に高いです。
中国の航空会社に抵抗が無ければという条件になりますが(笑)
ワンワールド特典航空券は160ヶ国、1000の都市から選べる!
ロゴにある13の航空会社の特典航空券に交換できるのが「ワンワールド特典航空券」と呼ばれるものになります。
先述の提携社特典航空券と少し似ていますが、ルールが異なっている部分がありますので、まずはそこを押さえましょう。
ワンワールド特典航空券を利用するメリット
- ワンワールド加盟の航空会社を組み合わせることができる!
- 途中降機(24時間以上の滞在:ストップオーバー/地上移動:オープンジョー)は最大7回まで
- JALを使えば日本の国内線も2区間まで含められる
ワンワールド特典航空券を利用するデメリット
- 提携社特典航空券よりも必要マイル数が多いケースがほとんど
ワンワールド特典航空券の具体例〜航空会社組み合わせ可のメリットを最大に活かすべし!
日本の地方都市から飛んで海外5都市で24時間の滞在も可能!
- 札幌−東京(JAL)
- 東京−マドリード(イベリア航空)
- マドリード−ローマ(イベリア航空)
- ローマ−ロンドン(イベリア航空 or ブリティッシュ・エアウェイズ)
- ロンドン−ヘルシンキ(ブリティッシュ・エアウェイズ or フィンエアー)
- ヘルシンキ−香港(キャセイパシフィック航空)
- 香港−大阪(キャセイパシフィック航空)
- 大阪−札幌(JAL)
だいぶ長期旅行になりますが、こんな特典航空券も発券可能です。
この場合、エコノミークラスで1人9万マイルが必要となります。
ルール上、日本国内での途中降機はできませんがマドリード、ローマ、ロンドン、ヘルシンキ、香港の5都市で24時間以上の滞在も可能です!
懐かしの南回り航路、モルディブに立ち寄ってヨーロッパへ
- 東京−香港(JAL)
- 香港−コロンボ(キャセイパシフィック航空)
- コロンボ−マーレ(スリランカ航空)
- マーレ−ドーハ(カタール航空)
- ドーハ−ローマ(カタール航空)
- ローマ−マドリード(イベリア航空)
- マドリード−ロンドン(イベリア航空航空)
- ロンドン−東京(JAL)
懐かしの南回り航路でヨーロッパまで行くことも可能です。昔はヨーロッパに行くのは南回りだったんですよね…
「途中でモルディブに立ち寄ってからヨーロッパに行く」そんな変わったこともできちゃうのがワンワールド特典航空券のスゴイところ!
この場合、エコノミークラスで1人9万マイルが必要となります。
ルール上、香港、コロンボ、マーレ(モルディブ)、ドーハ、マドリード、ローマ、ロンドンの合計7都市で24時間以上の滞在も可能です!
結論:JALマイルを使った特典航空券でイタリアに行く方法は多種多様!
ちょっと調べただけで、JALマイルを使ってイタリアに行く方法はたくさんあることが分かりました!
最後にご紹介した7都市に滞在する旅行、残念ながらそんなに長期休みが取れないために私が実現できるのはサラリーマンを辞めてからになりそうです…。
そもそも、JALマイルを90,000マイルも持っていないって方も多いですよね。
私は一応持っていますよ、90,000JALマイル。ほらこの通り。
2018年1月、”私はJALマイルを大量に貯める裏ワザ”を使って、わずか8日間で9万JALマイルを増やしました。
その裏ワザや、実際に9万JALマイルが増えたマイレージ通帳はこちらの記事でご紹介しています。 ご興味ある方はぜひどうぞ。