2018年の夏休み、我が家はイタリア・ヴェネツィアにある「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」に宿泊しました。
このホテルを選んだのは、ヴェネツィアの街歩きを楽しみたい という大人たちの希望と、プール遊びがしたいという子どもたちの希望、この両方叶えることができるホテルだから。
「ヴェネツィアでプール付きのリゾートホテル?」
「あの狭いヴェネツィアの、どこにそんな大きなホテルがあるの?」
と、不思議に思われる方もいるでしょう。
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」宿泊記
こちらが「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」
マリオット公式 JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ
マリオットボンヴォイのランク付けで、「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」はカテゴリー7。ポイント宿泊なら1泊50,000ポイントから泊まれる!
世界最大のホテルグループ「Marriott」では、会員プログラム「マリオットボンヴォイ」で貯めたポイントを利用して、グループ傘下にある世界8,000以上のホテルに宿泊することができます。
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」(カテゴリー7)にポイント宿泊する場合は、下表のとおり1泊50,000〜70,000ポイント
シーズン | オフピーク | スタンダード | ピーク |
カテゴリー1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
カテゴリー2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
カテゴリー3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
カテゴリー4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
カテゴリー5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
カテゴリー6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
カテゴリー7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
カテゴリー8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
オフピークなら1泊50,000ポイントで宿泊できるので、マリオットアメックスの継続時にもらえる無料宿泊特典でも利用可能!
なお、上の表のポイント数は標準のデラックスルームのポイントですが、追加費用を負担することでジュニアスイートなどのグレードの高いお部屋を予約することもできます。
ホテルはベネチア本島から少し離れたところにあり、ボートに乗って向かいます
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」は、ベネチア本島から少し離れたIsola delle Roseという島にあります。
この島”Isola delle Rose”には「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」しかなく、つまり島全体がホテルの敷地という造り!
なんとも贅沢・・・
余談ですが、ベネチアまではANAマイル(380,000マイル)を使ってアシアナ航空のビジネスクラスで行きました。
これ、夫婦で陸マイラーの方なら、わずか1年間で貯まるマイル数です。我が家も1年で40万マイル貯めました。10時間を超える長いフライトだったのですが、フルフラットシートのおかげで、ボート乗り場までの足取りも軽やかでした。
上の写真は、ヴェネツィア国際空港の中にある船着き場です。
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」へはヴェネツィア国際空港から水上タクシーで直接向かいました。
お値段は片道120ユーロと少々お高いですが、45分ほどでホテルに空港から直接ホテルに到着します。
ヴァポレットとホテルのゲスト専用ボート(後ほど詳しくご紹介します)を乗り継いで行く方法もあり、この方法だと安く済ませることもできます。
しかしこれだと1時間半〜2時間ほどかかりますし、長旅の疲れもあるでしょう。
ここでは贅沢に水上タクシーを利用されることを強くおすすめします。
水上タクシーに乗ると、ベネチア本島の中にある狭い水路を通ってくれます。
頭すれすれに小さな橋をいくつもくぐり抜けて。
『ヒャ〜!』って子どもたちがずっと楽しんでました。
このボート、めっちゃ楽しいんです!
ベネチア本島の水路を抜けて海をしばらく走り、子どもたちがボートに飽きてきたぐらいのタイミングで、給水塔のある島が見えてきました。
これが「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」のある島となります。
水上タクシーでホテルに到着。チェックインまでのルートはまさにVIP!
水上タクシーを強くおすすめするのは、所要時間や乗り継ぎの手間だけではありません。
水上タクシーでしか体験できない、極上のVIP体験 ができるんです。
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」には、なんと水上タクシー専用の船着き場があります。
この細い水路をボートでゆっくり進んでいくと…
こんなスペースが広がります。
ここ、めっちゃワクワクしませんか?
なんだか映画スターになった気分です。
こちらが「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」のロビーになります。
柱は鏡状になっていて、モダンな造り。自分が写り込まないように写真を撮るのが大変な造りとも言えますね・・・
こちらでチェックイン手続きをしました。
宿泊した客室はジュニアスイート。
こちらが宿泊したジュニアスイートになります。
部屋の中央には大きなテレビがあり、グルっと向きを回転させることができます。
当初は「デラックスルーム」で考えていたのですが、子ども2人をあわせた合計4人で宿泊すると定員オーバーということで「ジュニアスイート」のお部屋をおトクに利用できるよう提示していただきました。
ジュニアスイート3泊分の必要ポイント+追加費用
・本来:120,000ポイント+900ユーロ
・提示:120,000ポイント+450ユーロ
値引き額450ユーロ(約6万円相当)
※現在は1泊あたり40,000ポイントから50,000ポイント〜と変更されています
【マリオットアメックス持ち4人家族】子どもと添い寝するために取るべき作戦とは?
デラックスルームとジュニアスイートの宿泊料、どれぐらいの差額があるか参考までにご紹介します。
平日1泊料金(2018年10月に計算)
・デラックスルーム:242ユーロ
・ジュニアスイート:463ユーロ
差額221ユーロ(約28,000円)
1泊あたり約28,000円の差額となり、2泊だと56,000円、3泊だと84,000円となります。
かなりありがたい対応をしていただいたことが分かります!
デラックスルームと違い、ジュニアスイートだとこのリビングスペースがあるのがいいんですよね。
部屋に戻ってきて、ベッドやビジネスデスクに座るのではなく、このソファに座ってくつろぐのが気持ちいいんです。
ベッドから窓側を向いた写真です。エキストラベッドが2台も入っているのですが、スペースは十分に余裕があります。
ベランダはガーデンビュー。
宿泊したジュニアスイートは4階(323号室、ホテル内の表記は3階)に位置していたので眺めもいいです!
ちなみにホテルには1階(表記では0階)にもお部屋がありますが、この場合は眺めが期待できないと思います。
バスルームは中央にバスタブ、左奥にシャワーブース、右側の扉がある場所がトイレ。
バスタブはかなり高さがあり、子どもは自力で出入りができない高さでした。
さらに右側に洗面台があるのですが、写真を撮り忘れました。
朝食レストランは「Cucina Daily Restaurant」にて。
朝食はホテルの1階に位置する「Cucina Daily Restaurant」になります。
他のゲストの方もいましたので、レストラン内の様子は公式サイトからお借りしました。
温かみのあるインテリアでいいですね!
窓からはホテルの庭が見えます。涼しい季節なら外で食べるのもよさそうです!
おしゃれでスタイリッシュな朝ごはんが楽しめます。
朝から生ハムがたくさん用意されているところ、さすがイタリアですね!
プールはルーフトップ・プールとファミリープールの2ヶ所
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」には、大人向けのルーフトップ・プールと、ファミリー向けのプールの2ヶ所プールがあります。
こちらはルーフトップ・プール。
大人向けということもあり、ゲストは大人しかおらずチラッと様子を見ただけで退散しました。
ブールの横にはプールサイドバーがあり、こちらは子連れでも利用できる雰囲気でしたので我が家も。
キッズメニューもありサンセットの時間にあわせてこちらでディナーをいただきました。
そしてこちらはファミリープールです。
朝も夕方も、欧米の方と思われる家族がたくさん遊んでいました(混雑というほどではないです)。
「ヴェネツィアの街歩きをしないんかいっ!」って心の中で思いましたが、こういうのが欧米風のバカンスの過ごし方・楽しみ方なのかもしれませんね。
プールサイドにはこんなおしゃれなバーもあります。森の中にあるおしゃれなバー。
さらにプールの隣には広大な芝生スペースがあり、おもちゃのアーチェリー、サッカー、バスケットボール、バレーボール、バドミントンで遊ぶこともできます。
初めてアーチェリーをしましたが、おもしろかったですよ!
ヴェネツィアに来ているのに、広い芝生の上で水着のままスポーツを楽しんでいる私。
今までガツガツと街歩き旅行ばかりだった自分とは、ちょっと違う自分に出会った気分でした。
サンマルコ広場へは無料のホテル専用ボートで移動
ホテルからサンマルコ広場の間を、無料のホテル専用ボートが運航されています。
乗車時間は約15分ほど、また運航間隔は30分間隔です。
ボートの中はスマホの充電もできるハイテク仕様。
15分ほどボートに揺られ、サンマルコ広場近くにあるホテル専用の船着き場に到着しました。
帰りもこの場所からホテルへのボートが出発します。
ボートを降りたらそこはもうサンマルコ広場。
ホテルの静けさとは真逆の大混雑のヴェネツィアの賑わいが広がっています。
ONとOFFを切り替えるイメージですね!このギャップはいいかも。
ベネチアでリゾートホテルに泊まるという贅沢。
「JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ」と、ホテル名に”リゾート”が付くように、こちらはまさしくリゾートホテルでした。
最初はヴェネツィア本島に泊まることを望んでいた我が家ですが、このホテルに泊まることにして、本当によい選択ができたと思っています。
ヴェネツィア本島のホテルとはちょっと違う、スタイリッシュな建物と広い敷地、そして大きなプールを楽しむことができます。
ヴェネツィア本島にあるホテルは、朝から夜までヴェネツィアの狭い路地を堪能することができて素敵ですが、それだけだと飽きてしまいませんか?
子連れだったこともあり、午前中はプールで遊んでからランチを食べにヴェネツィア本島に行ったり、また午前中から出かけて夕方プール遊びのためにホテルに戻ってきたり。
そんな過ごし方をすることができました。
ヴェネツィアでリゾートホテルに泊まる。
大きなプール付きホテルに泊まる。
広いお部屋に、ちょっと長めに滞在する。
そんな欧米風のバカンスをちょっと楽しんだ我が家でした。
この船着き場はテンション上がりますねー!
アイアンマン?ジェームス・ボンド?ヒーロー?スパイ?的な感覚になりました(笑)
勝手なイメージではジョン・トラボルタは持ってる気がします!・・私も気分だけでも味わいたい!(*’▽’)
ケンさんコメントありがとうございます!
アガりますよね!!!存在は知っていたのですが、水上タクシーにしてよかったとホント思いました〜これだけでセレブ気分です。
願わくば、自宅か別荘にこんな空間がほしいです笑