スリランカで家族4人、シーギリヤロックに登ってきました!
我が家は、夫婦と7才,4才の2人娘。この4人で個人旅行。
個人で行く方にも、ツアーで行く方にも、これから登る方の参考になればと思い、どんな道中だったのか紹介してみたいと思います!
スリランカの気になる治安にも触れたいと思います!
アクセス・行き方
日本からツアーで行かれる人も多いですよね!個人旅行で行く場合、コロンボ発着であればこんな現地ツアーが出ているのでオススメです。
オプショナルツアーのベルトラというサイトで日本語から予約できるのですが、VELTRAはハピタスを経由するとキャッシュバックが受けられるので我が家はいつもハピタス経由で予約します。
(※画像orリンクをクリックすると、こちらのツアーの詳細・価格が確認できます)
世界遺産シーギリヤロック登頂と象の孤児院見学日帰りツアー<日本語ガイド/貸切チャーター/昼食付>
汚い路線バスよりもツアーバス・ツーリストタクシーが安全安心清潔でオススメ!
キャンディにあるこちらのバスターミナルから路線バスで行くこともできますが、さすがに女性にはオススメできないです。
我が家はキャンディ発着で計画をしたので、キャンディをベースにしているいくつかの現地ツアー会社に「こんなふうに行きたいんだけどいくら?」とメールをし、最終的にとある会社にお願いしました。
2年前にはまだ日本を走っていたと思しきホンダ・フィットシャトルを1日貸し切って10,000LKR(≒7,000円)でした。車もキレイで運転手さんもいい人で良かったです〜
さぁこんな看板が見えたら、もうすぐシーギリヤロックです!
シーギリヤロックの入場料はボッタクり?
ドライバーさんとお別れして早速チケットブースへ。
外国人:大人30ドル、子ども(6-12才)15ドル
スリランカルピーで支払う場合は大人4,620LKR、子ども2,310LKRです。
ちなみに現地スリランカ人の入場料は窓口の上に小さく書いてあります。大人50LKR、子ども25LKR。大人はなんと、わずか35円です。外国人との差は、まさかの90倍以上!
ボッタクり感は否めませんが、気にせず行きます(笑)
世界遺産マークの付いた地図で、だいたいの位置を把握して進みましょう。
あ、お手洗いはこの辺りに1ヶ所ありますので行っておきましょう。ルート途中にトイレの看板がありましたが、我が家はどこにあるのか見つけられませんでした。
いざ登る!客引きとか居ないので平和です
お坊さんも登ります。ポーターとか物売りの客引きはほとんど見ませんでした。
途中、開けた場所があります。多くの方がここで記念写真を撮っているので気付かず通り過ぎることはないと思いますが、ここでしっかり写真を撮っておくのをオススメします!岩山自体の高さは約195mですが、その数字よりも高く、巨大に見えます!
下の方の階段はこんな感じで、石を削ったツルツルの階段です。雨に濡れると滑りそうですね。
ちなみに階段の数は約1,200段。香川・金比羅山の階段が1,368段あるようですが、金比羅山より断然シーギリヤロックのが楽です!(個人的な感想です)
ほとんど手すりはありません。とはいえ、それほど急な階段ではないので転落するような危険はないと思われます。
時々サルを見かけます。野生ですが観光客が餌付けしているんでしょうね、食べ物を見せると突進してくるような気配です。
あまり近づかず、目をあわせず、進みましょう。
上に名物の螺旋階段が見えてきました!
登って分かったことなんですが、この螺旋階段は登らなくても山頂に行けます!あくまでこの螺旋階段は『壁画の場所まで行く階段』なんですね。
螺旋階段の手前でちょっと休憩です。左側に見えているのはミラーウォールという人工物です。昔の方が卵の白身とか蜜蝋とかを塗ってピカピカにしたようです。
有名な美女の壁画は現在、撮影禁止
ちなみに、螺旋階段を登った所には有名は壁画があります。現在は撮影禁止にされているため写真に撮ることはできませんでした。(画像はWikimedia Commonsより)
壁画の場所を越えて少し進んだところで後ろを振り返ってみました。スタート地点がかなり小さく見えます!
ライオンの足まで来たら、あと一息!
有名な『ライオンの足』まで来ました。ここまで来ればあと少しです!
残り山頂まではこのような鉄階段を登っていきます。ちょっと怖く見えますが、登ってみるとそこまで怖くありません。でも、高所恐怖症の人には厳しいかも…。
登頂成功!山頂の様子は?トイレはないぞー
山頂に到着しました!が、娘たちは階段を登りきったところで『ここで待っとく』って。まぁ十分登ったからね。がんばったがんばった!
こんな景色が広がります。登ってきて良かった!と思える瞬間ですね〜
お坊さんたちも休憩。
この写真中央の水が貯まった場所が『王の沐浴場(royal bathing pools)』と呼ばれる場所ですね。
娘たち、さっきの場所から少し登ってきました。現地の子どもたちと一緒に記念撮影を頼まれます。東アジアの子どもが珍しいんでしょうね。
ちなみに山頂付近にトイレはありません。ライオンの足あたりにもトイレはありません。
登頂前にしっかり済ませておくのがオススメです!
下山ルートは登山ルートとは一部異なります。サルに注意!
ここはライオンの足から少し降りた場所になります。ここまでは登山ルートを逆走する形で降りてくるのですが、ここから分岐します。あ、猿がいる!
下山ルート側は結構サルがいましたねぇ。お菓子の袋を持っているとサルが襲ってくるので要注意です!
ドライバーさんからの指示通り「CAR PARK」の看板に従って進みます。スタート地点とは別の場所でドライバーさんと待ち合わせです。
ゴール!!最後におみやげ屋さんが待っています。
トイレはこの先の駐車場の奥にきれいなトイレがあります。
ここで飲んだコカ・コーラ1本200LKR(≒140円)、プライスレス!!
服装・靴・持ち物はどうする?
私たちが登った2017年8月後半の気温は約33度。気候は日本とほぼ同じ。気温、湿度ともに同じぐらいの体感でした。
服装は日焼けを避けるために長袖をオススメしますが、ほとんどの方は半袖です。
行き帰りにバスやツーリストカーを使用される方は、車内のクーラーがガンガンに効いていることが多いので、そのためにも羽織るものを持っていくことをオススメします。
靴は歩きやすい靴をオススメします。現地の方はビーチサンダルで登っていますが、真似してはいけません。
我が家はシーギリヤロック登山のためだけにスニーカーを持っていくのは荷物になるからと避け、こんなサンダルで登りました!
このKEENのサンダル、スニーカーと同じように走れます!山道、全然余裕です!
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持ち物として水は多めに持つことを忘れないでください!1人500mlのペットボトル1本は最低です。重たいかもしれませんが、かなり汗をかきますのであっと言う間に無くなります!
あとは日焼け予防の帽子などですね。トレッキングポール(杖・ステッキ)は不要です!誰も持っている人はいません。熊よけの鈴もいりません。
所要時間〜登山開始から下山終了までは2-3時間
我が家は子連れでしたので、大人だけで登るよりも少し時間がかかっています。登るペースが遅いのもありますが、途中で現れるサルやリス、野良犬を見るためにかなり立ち止まるからです(笑)
登山開始〜頂上:1時間半
頂上〜下山終了:30分
おそらく普通の方は1時間で登れます。山頂でどれぐらいの時間留まるかにもよりますが、長くて30分程度でしょうから、これでトータル2時間半。3時間みておけば余裕だと思います。
暑さもあり、かなり疲れると思いますので、行きも帰りも寝て過ごせる現地ツアーやツーリストカーで行くのがやはりオススメです!
妻と子どもたちは帰りの車でグッスリでしたzzz
助手席に座った私はというと、突如こんな風景が目の前に現れるので寝れませんでした。
ドライバーさんと『ラダー!ラダー!』と。(前のトゥクトゥク、脚立片手に運転中ですw)
スリランカって自然がいっぱいなんですね!
何だかとっても魅力的なところなんですね~!我が家には少しハードルが高そうに思いますが、いつかは行ってみたいと思います!!
それにしても、奥様やお子さんがたくましいですね!(笑)
羨ましい!
今回は時間の都合でパスしましたが野生の象に出会える広大な自然保護区もたくさんあります!
確かにハードルが低いとは言えないので、我が家と同じような旅を「みなさんも是非!」と軽々は言えませんねぇ。たくましいっすよ、特に長女。年長の時に片道3時間ほどの登山をペロリとやってのけた強者です。さらに下山後に『公園行きたい!』って…。親の方がヘトヘトでした。