シンガポール航空のビジネスクラスに家族で乗ってきました。
搭乗前のラウンジサービスでの上質な体験。
豊富なラインナップの中から、事前に食べたいメニューを予約できる「Book the Cook」。
そしてフルフラットになる快適シート。
シンガポール航空ビジネスクラスの魅力は、なんといってもこんな「贅沢さ」と「快適さ」
この記事では、シンガポール航空のビジネスクラスに家族で搭乗してきたレポートを、その魅力を余すことなくお届けします。
シンガポールから関空まで、シンガポール航空のビジネスクラスに搭乗
機内食は40を超えるメニューから事前予約が可能。シンガポール航空ビジネスクラスに乗るなら、搭乗前に「Book the Cook」で予約しておくべし!
シンガポール航空のビジネスクラスに搭乗するなら、ぜひとも事前にやっておきたいことがあります。
それは「機内食の予約」です。
自分好みのメニューを予約しておけば、搭乗後の食事もワクワク間違いなし。ということで絶対にやっておきましょう。
機内食を予約する場合は、まずこちらの予約の管理のページを開いて、予約番号(英数字6桁)または航空券番号(数字のみ13桁)と姓を入力します。
シンガポール航空 予約の管理
フライトの情報などが表示されているページの中から「食事の種類」を探してクリックします。
ここで「Book the Cook」をクリックして次のページに進みます。
数多くあるメニューの中から、私はシンガポールスタイル・チキンサテーを選びました!
選んだら保存して終了を押せばOK。私の場合は選択できたことがメールで届きました。
他にも、日本食だと鰻丼が選択できます。
鰻丼は家族が予約をしたので、こちらも後ほど写真でご紹介します。
Book the Cookで選べるメニューをシンガポール航空のページから抜き出してみましたが、その数なんと40種類以上!!
どれにしようか迷いますね・・・これは何度も乗ってたくさん試してみたくなります。
以下リストのうち、太字にしたものを家族で食べましたので後ほど写真でご紹介します。
- 和風牛肉すき焼き
- フレンチスタイルの牛フィレステーキ
- 文東記(ブントンキー)のチキンライス
- チューリャン・バンミーのスープ付き板麺
- ソンファの肉骨茶(バクテー)
- コックキーのワンタン麺
- ロブスターテルミドール
- アンガス牛のグリルドビーフバーガー
- ビーフステーキ
- シンガポール南部産のバラマンディ
- あったかいワッフルと苺のクーリ
- コールドカットとチーズの盛り合わせ
- ベイクドエッグスフレ
- ラムラックのロースト、ラム肉のソース添え
- 鴨のコンフィ
- 牛のほほ肉
- バク・チョー・ミー ドライスタイル
- シンガポール・ラクサ
- シンガポール風チキンのサテ
- フィッシュボール・クウェイ・テオ・スープ
- シンガポール風 ユー ピァン ミ フェン
- シンガポール風 フライド キャロット ケーキ
- シンガポール風チキンカレー
- ナシレマ
- ビーフ・ルンダン
- ミー・シアム
- シンガポール ロティ プラタ
- シンガポール ナシ ビリヤニ
- マカンワラ ムルグ
- タイ風タラの蒸し焼き
- カオトム・ムー
- 鰻丼
- ビビンバ
- ニョニャ風 イカン アッサム ペダス サンバルウダン
- スパイスの効いたそば粉とかぼちゃのパンケーキ
- コモシャンバラによるメニュー
- 芳香族バラマンディシチュー
- 香り豊かなイエローフィッシュカレー
- 鶏肉のスパイス煮込み
- ファラフェルバーガー
- 那須田楽
- フレッシュ ブーケ サラダ
- かぼちゃのロースト フリーケ添え
ビジネスクラス専用チェックインカウンターでチェックイン手続きはスムーズに完了!
こちらはシンガポール・チャンギ空港にある、ビジネスクラス専用チェックインカウンターです。
チェックインを待つ列は一切なく、スムーズに手続きを終えることができました。
スーツケースを預ける場合はここで預けます。
ビジネスクラス利用の場合はもちろんBusiness Classと書かれたタグが付けられますので、到着空港では比較的早くターンテーブルで受け取ることができます。
シンガポール・チャンギ国際空港にあるシルバークリスラウンジで搭乗までの時間を過ごす
余裕を持って空港に到着したのは、搭乗前の時間をラウンジで過ごすため。
シンガポール・チャンギ国際空港にあるシルバークリスラウンジでは、ビジネスクラス搭乗者は広々としたラウンジで、豪華な食事やドリンクを楽しむことができます。
搭乗前にのんびりと過ごすことができるので、旅行の疲れをリフレッシュできますね!
ラウンジ内にはシャワーもあるので、搭乗前に汗を流したい方はシャワーを浴びてサッパリしてから乗るのをおすすめします。
逆を言えば、ラウンジでシャワーを浴びることができるので、ホテルをチェックアウトした後にガッツリ観光をして汗をかいてしまっても大丈夫ということ!
これはありがたいですね!
シンガポール航空ビジネスクラスの乗り心地は?フルフラットシートで快適間違いなし!
搭乗時間になったので機内へ向かいます。
ビジネスクラスはこのような造りになっています。
ANAビジネスクラス『スタッガード』のように、ジグザグになっています。
窓側のA席といっても、窓側にシートが配置されている席と、通路側にシートが配置されている席と、2種類あります。
窓側の座席も、そして中央列の座席も、個室タイプではないものの、プライバシーはかなり高いです。
しっかり座ってしまえば、隣の人の表情を伺うことはできません。
私が座ったのは、17Aの窓側にシートが配置されている席でした。
大型モニターの下には、足を入れるスペースがあります。
リクライニングを起こした状態では、オットマンとして。
そしてフルフラットにした状態では、ベッドの足元側として機能します。
肘掛けは両サイドに。
通常時は格納されており、必要なときは肘掛け前方にあるボタンを押して引き上げます。
シートのリクライニングの操作や照明の調節、機内エンターテイメントのリモコン、ヘッドフォンジャックなどはすべてこの位置に集まっていました。
頭の横の収納には、ペットボトルと食事メニューが収められており、その横にはUSB Type-Bの充電ポートが2つとコンセントが1つ。
収納横には引き出し式のミラー。
また収納の隣にはヘッドフォンを引っ掛けるフックがあります。
それぞれのシートはもちろんフルフラットになります。
フラットに倒して、フカフカの枕とブランケットでめっちゃくつろぐことができます。
シンガポール航空ビジネスクラスの機内サービス。機内食はめちゃくちゃ美味しくて大満足!
座席に座ると、離陸前にウェルカムドリンクのサービスがあります。
エコノミークラスの搭乗が終わるのを待つ時間、ファーストクラスやビジネスクラスではシャンパンを飲んで待ちます。
この時間が、優越感に浸れます。
(グラスの形がソフトドリンクっぽいので中身がアップルジュースに見えますが)
離陸してしばらくすると、待ちに待った食事のサービスがはじまります!
まずはおつまみ代わりのサテー。
これが本当に美味しかった!!
カレー風味のお肉に、この添えられたソースがめちゃくちゃあってお酒が進みます。
飲み物はニュージーランド産の白ワインをいただきました。
前菜はサーモンのサラダ。
これもサッパリとした良い味付けで、おいしかったですね。
一緒に出されたパンがめちゃくちゃウマかったです!
機内で温かいガーリックトーストが食べられるのってポイントかなり高いですよね。
CAさんが持っていたカゴの中には他にもおいしそうなパンがたくさんありました。
パン好きとしては全種類食べてみたくなりましたが、メイン料理が控えているのでガマンガマン。
続いて、メイン料理をご紹介します。
メインは家族4人がそれぞれ別々のものを注文したので、4種類のご紹介になります。
まずは私が食べたサテーです。
これが本当に美味しかった!!
カレー風味のお肉に、この添えられたソースがめちゃくちゃあってお酒が進みます。
というコメントはさっきも書きました(笑)
「シンガポール航空ビジネスクラスで食べられるサテーが美味しいらしい。よし、予約だ!」という気持ちで事前予約をしたのですが、まさか前菜の前にもサテーが提供されるなんて。
さっきは3本。今回は5本。合計8本。
こんなにもサテーを食べているので、日本人CAさんから『サテーお好きなんですね!ウフフ』と言われてしまいました。
まぁ好きですけど、最初にサテーが出ることを知っていたらメイン料理は違うものを選択したかったです(苦笑)
こちらは妻が事前予約した「ビーフ・ルンダン」
ビーフ・ルンダンとは、牛肉にココナッツクリームやハーブ、香辛料を合わせて煮込んだマレーシア料理だそうです。
見るからに美味しそう!
実際にめちゃくちゃ美味かったそうです。
僕もこれにしておけばよかったなぁ・・・
こちらは子どもが事前予約した「鰻丼」
事前予約できる食事メニューのうち、唯一の日本食メニューがこの鰻丼でした。
シンガポールで何度も食べたパラパラのインディカ米がちょっと苦手だった子どもも、このジャポニカ米で作られた鰻丼は美味しく食べられたそうです。
よかったよかった!
最後は、こちらも子どもが事前予約した「あったかいワッフルと苺のクーリ」
スイーツだけ?それだけで足りるの??
と心配になりますが、搭乗前のラウンジでしっかりランチを食べておけば、機内食はデザートだけでも十分。
もし足りなければ、余った機内食から何かもらうこともできますしね。
こちらも、当然美味しかったそうです!
メイン料理を4種類ご紹介した次は、チーズ・フルーツ・デザートをご紹介します。
チーズのプレートにマスカットやドライフルーツが載せられ、さらにフルーツは別のお皿がもう1つ。
右奥に見えているのはアイスクリーム。
どれも美味しかったですが、かなりのボリュームに苦しかったです。
シンガポール航空自慢の機内エンターテイメントも、ビジネスクラスの大画面なら思う存分楽しめる!
食事をしながら最新の映画を、この大画面で楽しむことができるのもビジネスクラスの醍醐味。
観られる番組はエコノミークラスと一緒ですが、エコノミークラスの画面サイズとは雲泥の差!
ドラえもんもこの通り!
この18インチの大きなモニターですが、寝転がっても見やすいようにモニターの上部に手をかけると少し手前に倒すことができます。
さらに、ビジネスクラスの場合は備え付けのヘッドホンも “ちょっといいヤツ” が用意されています。
ノイズキャンセリング機能もバッチリで、エンジン音もしっかり消してくれて映画に集中することができました。
シンガポール航空はビジネスクラスなら機内Wi-Fiがフライト中ずっと無料で使える!
エコノミークラスでは、2時間しか無料利用できない機内Wi-Fiですが、ビジネスクラスでは機内Wi-Fiがフライト中ずっと利用することができます。料金はもちろん無料!
といっても、いつものようにTwitterをするぐらいしか使い道はありませんが・・・
各シートにはもちろん電源が備わっているので、スマホを機内に持ち込む方は充電ケーブルもお忘れなく。
シンガポール航空ビジネスクラスのアメニティは、時代の流れかリクエストベース。
機内でもらえるアメニティも紹介しておきましょう。
ペンハリガン(PENHALIGON’S)のポーチに入れられたリップバームとハンドローションとフェイシャルミスト。
だそうです・・・
現在、シンガポール航空のアメニティは、こちらからリクエストしないと貰えません。
コストカットか、それともSDGsか。
私は特に必要としなかったのでリクエストしませんでした。
中身が気になる方はこちらからチェックしてみてくださいね!
singapore airlines business class amenity|Google検索
シンガポール航空ビジネスクラスを予約。チケットはANAマイルを使って交換できる!
今回は、ANAマイルを使用してシンガポール行きの航空券に交換しました。
シンガポール航空はANAと同じスターアライアンスに属しているため、シンガポール航空に搭乗したマイルをANAに積算することができたり、ANAマイルを使ってシンガポール航空に乗ることもできたりします。
日本からシンガポール。往復ビジネスクラスだと1人60,000マイルで交換可能!
搭乗クラス | 必要マイル数 |
往復エコノミークラス | 35,000マイル |
往復ビジネスクラス | 60,000マイル |
エコノミークラス ビジネスクラス |
47,500マイル |
日本からシンガポールに行く場合、往復ビジネスクラス利用だと1人60,000マイルで往復することができます!
▼今回は空席の都合上、家族4人とも行きがエコノミークラス,帰りがビジネスクラス利用なので、47,500マイル × 4人分=190,000マイルが必要マイルとなりました。
▼帰りのエコノミークラスレビューはこちら!
シンガポール航空はエコノミークラスでも快適で機内食ウマい!搭乗前に知っておきたいポイントは?
ANAマイルを使ってシンガポール航空に乗る。なんと高額な燃油サーチャージが不要!
ひとつ上の画像で「必要マイル数190,000マイル お支払い総額36,160円」となっています。
この36,160円は家族4人分の燃油サーチャージや空港利用料などの税金を含んだ総額になります。
これが高いのか安いのか・・・その答えは同じチケットをANA便利用で探してみると分かります!
▼こちらが往復ANA便利用の場合。お支払い総額はなんと、総額249,640円!
「ANAマイル利用のANA便利用」と「ANAマイル利用のシンガポール航空利用」では、こんなにも差があるんです!
(上記は最初の出発地を日本にした場合。海外発にした場合は異なる結果になります。)
大量のANAマイルはどうやって貯める?私はポイントサイトで貯めています!
今回は家族4人でのシンガポール旅行に、ANAマイル190,000マイルを使いました。
ANAの飛行機に乗ってマイルを貯めたり、ANAカードを使ってマイルを貯めたり、というのもありますが、ほとんどはポイントサイトを使ってANAマイルを貯めました。
陸マイラーとは?大量ANAマイルの貯め方。1年間で40万ANAマイル貯まる!
料理最高!贅沢&快適で大満足なシンガポール航空ビジネスクラスでした!
飛行機はまもなく関空に到着です。
機内エンターテイメントのモニターでは、コクピットから見たデジタルマップも表示できます。
約6時間のフライト、あっという間でした!
機内食はめちゃくちゃ美味しいし。
お酒も種類豊富でたくさん飲めるし。
もちろんフルフラットシートでゴロゴロするのは、本当に最高です!
家族みんなで、贅沢・快適な空の旅を体験できました!
シンガポール航空のビジネスクラスは、ANAマイルを使って交換することもでき、さらに燃油サーチャージも不要なので、リーズナブルに利用できるのも大きな魅力。
またいつか、シンガポール航空ビジネスクラスに乗って旅行をしたいですね。
願わくば、今度は北米やヨーロッパ行きの長距離フライトで。
【搭乗記】ANAビジネスクラスに家族4人で乗ったレポ。メキシコシティ直行便!
【搭乗記】タイ航空ファーストクラスをブログレビュー!短い時間に贅沢サービス盛りだくさん!
【搭乗記】総2階建て飛行機・エミレーツ航空ファーストクラスの夫婦体験レポ