旅行や出張などで海外に行く際に、外務省が登録を促している「たびレジ」、あなたは登録したことはありますか?
たびレジは、海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステムです。
果たして外務省に言われるがまま「たびレジ」に登録すべきか悩むところですが、とりあえずやってみないと分かりません。
ということで、韓国・イタリア旅行を目前に控えた私が、たびレジに実際に登録したときの手順をご紹介します。
登録すべきかどうか、たびレジは必要なのかどうか、一緒に考えてみましょう。
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「たびレジ」に登録する前に、メリットを確認
登録の前にまず「たびレジ」のメリットを確認しておきましょう。
在外公館(大使館や総領事館など)の連絡先を事前にメールで送えてくれるのはいいですね!
「パスポートを紛失したときにどこに連絡すべきか」、「どこの大使館や総領事館に行ってパスポートの再発行手続きや帰国のための渡航書の手続きをするか」を事前にメールで送ってくれるのです。
もちろん事前に知っておくと安心というのもありますが、「これから外国に行くのだから、危機意識を高めておこう」とスイッチを入れてくれるのです。
「たびレジ」の登録手順
それでは早速登録してみます。こちらをクリックしてたびレジのホームページを開いてください。
初めて利用しますので、一番左上の「たびレジ」に本登録するを選択します。
まずメールアドレスを入力します。記載のあるように「ログイン時のユーザID」「登録完了メールの宛先」を兼ねて使用されますので、自分のメインとして使用しているメールアドレスが良いと思います。
メールアドレスを入力すると登録用のURLが先程のメールアドレス宛に届きますので、URLをクリックしましょう。
まずはパスワードを設定します。ここでパスワードを設定することで、登録した内容に変更がある場合など、ログインをして内容を修正することができます。
続いて旅行予定を入力する画面となります。国名や都市名をリストから選んで入力していきます。
滞在都市が1ヶ所で無い場合は「旅行日程を追加」のボタンを押して、2ヶ所目の入力画面を出します。
さらに3ヶ所目がある方は2ヶ所目と同じように画面を追加します。私の場合は韓国→イタリア→スイスと追加するので、3回入力しました。
続いて旅行者情報を入力します。氏名と生年月日と現地で繋がる携帯電話番号を入力します。以前はパスポート番号を入力する箇所がありましたが、無くなったようですね。
携帯電話を持っていかない方、現地でつながる携帯電話番号が無い方は「携行しない/未定」にチェックをいれます。メールでも緊急連絡メールが届くようですね。
ツアー会社を利用される方は「利用する」をチェックしましょう。ツアー引率者の方は、◯名と入力するようです。
入力した情報に問題が無ければ登録を選択して、これで終了です。わずか5分程度です。
登録後、早速このような危険情報や注意喚起のメールが届きました。
またメールの後半には、入力した国・都市の総領事館の場所や連絡先が書かれています。ベネチアでトラブルがあった場合は、ミラノまで行かないといけないんですね…
たびレジの登録は思ったよりカンタンに終わりました。メールで危険情報や旅行中の万が一のときの連絡先も届くので、これだけでも安心かなと思います。
ガイドブックの巻末に書いてあったり、自分で調べれば分かる内容ではありますが、「読む手間、調べる手間が省けた!」と思えば十分価値ありますよね。
たびレジの重要性はゴルゴ13も訴えてる
外務省に「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」があること、知っていますか?
このサイト内でデューク東郷がたびレジの重要性や海外での危機対策などについて面白く(?)触れています。ぜひ読んでみてくださいね!
「たびレジ」は義務ではありません。しかし、登録すべきだと思います。
海外旅行や海外出張の際に、渡航先で万が一のことが起きるかもしれません。万が一の場合に、自分や日本に残った家族のために、たびレジへの登録を強くオススメします。
たびレジの登録は義務ではありませんが、ほぼマストだと思っておきましょう。
自分の身の安全のために、そして日本に残された家族のために、「たびレジ」への登録を強くオススメします。
▼当然ですが貴重品はガッシリ守ってくださいね。たびレジの登録も大事ですが、パスポートなどの貴重品を自分でちゃんと持つことは、さらに大事です。
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▼無事に旅行から帰ってきました!