バンコクから成田まで、タイ国際航空の総2階建て飛行機、エアバスA380に乗りました!
しかも、エコノミークラスなのにA380の2階席。それも窓側に座ることができました!
実際に乗ってみて分かったエアバスA380の2階席の良さ、窓側席の良さ、そして子連れにオススメしたい理由を紹介したいと思います。
2階建て飛行機−エアバスA380へ搭乗−2階席を座席指定
いよいよ搭乗ゲートへ。
搭乗ゲートはE8。搭乗するA380が見えます!やっぱ正面から見ると独特のフォルムですよね。
4発エンジンの飛行機って何故か分かりませんが、なんだかワクワクします。
ANA、JALでは引退してしまったジャンボ(B747)も、エアバスのA340も、そしてこのA380も。
機内に乗り込むと通路が二手に別れますので、左側に進みます。
右側はロイヤルファースト(ファーストクラス)とロイヤルシルク(ビジネスクラス)の搭乗客専用となります。
乗り込んだら機内をひたすらまっすぐ、最後尾まで進みます。この辺りのシートレイアウトは3−4−3です。この配置はエミレーツ航空でも一緒でした。前回はこの辺りに座ったんですよね。
突き当り、最後尾まで着いたら2階へと向かう螺旋階段が出てきます。『登っていいの?』という感じですが躊躇せず登ります!
今回は2階席の最後方にあるこのエリアを座席指定したんですよね!すぐ前にはチラッとビジネスクラスが見えます。
このエリアは1階席エコノミークラスのシート配列と違い、2−4−2となっています。
引用:
https://www.seatguru.com/airlines/Thai_Airways/Thai_Airways_Airbus_A380_new.php
2階席エコノミークラスは全58席。機体全体でエコノミークラスが435席あるうち、58席しか2階には無いのです!なんだか優越感ですよね〜
しかも、今回は窓側席、家族4人で81JKと82JKに座りました。2階座席の窓側に限って言えば、両サイド13席しかありません。そのうち2席を我が家が使う。なんだかこの限定的なところが嬉しいですよね!
そして、2階席の窓側にはルールさんも記事内で言われていたように、窓側に収納があるんです。
スーツケースを入れることはできませんが、リュックやトートバッグのサイズであれば問題ありません!
普段は足元に置いていた荷物を、横の収納に入れることができるのは非常に便利!床に手を伸ばして屈む必要がありませんし、足元を広く使えますしね!
荷物を入れたら早速長女がこのスペースをうまく活用していました!ここ、子どもが寝るのもちょうどいいみたいです!
普段から肘掛けに枕を乗せて頭を置いて、こんな感じに寝ることが多いのですが、枕が落ちてしまうんですよね。
でも、この場所ならその心配がありません!
荷物を入れて落ち着いたところですが、まだ出発まで時間があるようなので2階席をいろいろ撮ってみました。
天井にある収納(オーバーヘッドコンパートメント)の中央部分は1階席とはあまり違いを感じませんが、両サイドは機体の形状に合わせてカーブをしているせいか、小さく見えます。実際には利用しなかったのでどれぐらい狭いか分かりませんが。
こちらは足元の広い非常口座席。あれ?ここは窓側に収納が…無い!
非常口にかけて湾曲しているせいか、座席横の収納がありません!
また、足元は広いですが肘掛け内にテーブルが収納されているので肘掛けが上がりません。これは他の機体でも同じことですね。
窓からの景色は、やっぱりいつもより高いように感じます。気のせいかもしれませんが。
座席にあるモニターを機外カメラにセットすると、こんな映像が見えます。
垂直尾翼の上にカメラが付いているんですかね?飛行中も常にこのダイナミックな機体越しに空の様子を眺めることができます!
いよいよ離陸!そして巡航
離陸してしばらくした所で、お手洗いに行ってみました。すると、1階へと降りる階段が封鎖されています。CAさんは通っていましたが搭乗客はフライト中はここを通ってはいけないようですね。
ちなみにお手洗いは座席後方、この階段の左側と反対側に2ヶ所あります。2階に座るエコノミークラスのお客、最大58人でこの2つのトイレを使います(29人につき1ヶ所の割合)。
対する1階席は377人に対して8ヶ所なので47人につき1ヶ所の割合となり、2階席のが数的に断然余裕があります!
子供の機内食−チャイルドミール
この区間の機内食、一食目はこちらです。
そして二食目、到着前の軽食はこんなでした。
今回の旅行ではタイ航空に合計4回乗りました。このA380でのフライトの他に3回乗ってます。その時の子供用機内食やお菓子の内容はこちらの記事でまとめてます。
>>タイ国際航空で子連れ海外旅行!機内サービス(機内食・お菓子)をレポート!
成田到着!そして降機
ルールさんの記事にも書かれていたように、搭乗は1階の通路を通ってでしたが、降機は2階の通路を通って真っ直ぐ前へと進みます。
ビジネスクラス、そしてファーストクラスの座席を横目に…。
昔はビジネスクラスやファーストクラスは『いいな〜』と思うだけの夢の世界でしたが、今はマイルがたくさんあるので、乗ろうと思えば乗ることはできます!
ただ、子ども2人と一緒に乗るには贅沢過ぎるし、「ビジネスクラスに乗るマイルがあるなら、エコノミークラスで2回行きたい!」という夫婦の考えなので、今は敢えて乗らない選択をしているって感じですね。
こんなことを言っていましたが、この翌年、家族4人でビジネスクラスに乗ってヨーロッパに行ってきました!
エアバスA380の2階席に乗ってみて、感想!
2階席の良さは希少価値から来る優越感と、螺旋階段で搭乗したりビジネスクラスやファーストクラスをチラ見する機会がある、という珍しい体験ができることだと思います!
そして、窓側席の良さは、窓側にある収納が非常に便利だからです!
さらに、子連れにオススメしたい理由は、窓側にある収納が寝るのにちょうどいい!ということです。
ちなみに、当然ではありますがタイ国際航空エアバスA380のエコノミークラス2階席は、普通の1階席エコノミークラスと運賃は一緒です!
私は今回、飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる方法を使って特典航空券(無料航空券)で乗ってきましたが、格安航空券やツアーであっても事前に座席指定が可能であれば、この場所に座ることは可能です。
旅行会社を通してタイ国際航空のA380に乗る機会がある時は、ぜひ『事前に座席指定は可能ですか?』と聞いてみてくださいね!
日本には2017年現在、成田・関空ーバンコク便がA380で運航されています。
それでは、どうぞ狭い機内ではございますがA380の快適な2階席で、ステキな空の旅を〜
>>タイ国際航空で子連れ海外旅行!機内サービス(機内食・お菓子)をレポート!
タイ国際航空で子連れ海外旅行!機内食(チャイルドミール)をレポート!
だいちぃさん、
記事紹介していただきありがとうございます!
以前、今度乗る機会があると伺っていたので、この記事を読める日を待っておりました笑。ただでさえ希少価値の高いA380の2階席ですから、ワクワクしますよね。楽しまれたようで良かったです!
その節はいろいろありがとうございました!
実際に目の前に380が現れてここに座るまで、機材変更するんじゃないか?勝手に座席変更されちゃうんじゃないか?とドキドキしてました。無事に乗れてハッピーです!ただ、380ゆえの悲劇が降機後に発生しまして…また近いうちに記事にしますのでお読み頂ければ幸いですm(_ _)m
すんばらしぃ~!A380ですね!必ず2F席を確保したいと思いました!!
ファーストクラスを通るのもイイ!階段を上がるのもイイ!目線が高いのもイイ!!
バンコク行こっかな~(*’▽’)
正確にはファーストクラスの横は通れません。降りるドアの前方に広がる世界なので、チラ見するだけです。詳細は理系マイラーさんのブログでどうぞwww
バンコクは子連れに楽しい所はあるのかなぁ〜プーケットとかサムイ島とか、リゾートならアリかなと思ってます!