2016年12月にベルギー・アントワープからフランス・パリ北駅までベルギーの高速列車、タリスThalysに乗って移動をした記録です。
ちなみにタリスのチケット予約は、行き先がパリだったこともありTGVと同じようにフランス国鉄SNCFのサイトで行いました。
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アントワープ駅のコインロッカーはこの場所!
アントワープ散策を3時間ほどするために、アントワープ中央駅でスーツケースをコインロッカーに預けましたので、タリスに乗る前にまずスーツケースを受け取ります。
コインロッカーはこの写真中央下のオレンジの場所の裏側にあります。
こんな感じでロッカーが並んでいます。
大きいロッカーは63リットルサイズのスーツケースを2つ入れてもまだ余裕がありました。一番大きいものであれば63リットルが3個は余裕で入ると思います。料金は一番大きいもので5ユーロ。24時間単位だったと思いますが、正確に記憶しておりません。
預ける操作は日本語も選べるので難しくありません。取り出す際はバーコードを読み取り場所へとかざします。
スーツケースを取り出したらホームへと降りていきます。
いよいよ、タリスThalysに乗車
我が家が乗るべきタリスのホームは23B。長いホームのうち、アムステルダム側がA、パリ・ブリュッセル側がBとなっているようでした。
ホームではこのように列車の発着情報が液晶モニターに表示されています。赤で「+8」などと書かれていますが、この場合は定刻より8分遅れを意味します。ベルギー国内を移動する国鉄も、タリスも、10〜30分程度は平気で遅れている感じでした。
車両がホームに入線してきました。タリスは真っ赤な車体でかっこいいです。
車内にはちょっとしたバーがあるのですが、車体にTHALYS WELCOME BARと書いてあり、車両の外からもその存在がはっきり分かります。
乗り込みます。荷物置き場が車両と車両の間にあります。 63リットルのスーツケースを2つ、一番上の段に上げるのはかなりキツかったです。
タリスThalysの座席・座席表をチェック
どちらが進行方向か、先頭車両は何号車か気になるところですが、ブリュッセルからパリへと向かう列車は8号車、18号車、28号車が先頭になります。途中で前後が入れ替わることもありませんでした。
バーがある車両にも座席が少しですがあります。一般車両は真ん中が4人掛けとなっており、そこに向かうような形で座席が配置されているので、車両の半分は進行方向に背を向ける座席となります。
アントワープを出発したところで早速バーに行ってみました。こんな通路を抜けると、
こんな感じでバーがあります。バーというかカフェの注文口のようです。
ここで注文します。イケメンの男性2人が対応してくれました。
注文口の前から進行方向を撮影しました。バーがある車両にもこんな風に少し座席があります。
パリ北駅に到着
さて、そうこうしているうちに、列車はパリ北駅へと到着しました。
2016年12月の時点で、フランスは全土に非常事態宣言が出ていました。パリ北駅でも警備がかなり厳重で、我が家はこの写真の右奥あたりで全員分のパスポートのチェックを求められました。
こんな風にパリ北駅の構内は警察官が巡回しています。悪いことは何もしていないので堂々としていればいいのですが、ちょっとドキドキしてしまいます。
早く平和なヨーロッパに戻って欲しいですね。
運賃は早期購入で2等、大人1人29ユーロでした。
国境を超える2時間の高速列車の旅がこの値段、うらやましいです。