お正月やGW、お盆休みに孫の顔を見せるためにと実家へと里帰りをする方、いらっしゃると思います。
我が家も年に2、3回、実家へと帰省をしているのですが、地元に帰って子どもたちを連れていく場所も限られてきて、だんだん飽きてきました。いつも同じ帰省ルートで飽きてきたし、面倒臭いし。
ということで、2016年12月に少し早い正月の帰省を兼ねて三世代でパリへと行ってきました。
意味分かんないですよね、『帰省するのが面倒だからパリ旅行ってどういうこと?』ってなりますよね。
しかしですね、我が家や夫婦で陸マイラーなんです。だからマイルだけは潤沢に持っているんですよ。
JALで行く、パリまでの5人分往復航空券、5人で39,000×5=195,000マイル。
当時は燃油サーチャージがゼロだったため、税金を含めても5人合わせて4万円ぽっち。
どうですか?マイルってめっちゃおトクでしょ?陸マイラーってすごいでしょ?
三世代海外旅行の行き先は、なぜヨーロッパ?
単純に行きたかったんです、冬のヨーロッパ。
クリスマスマーケットの時期のヨーロッパってキラキラしていてワクワクするんですよ!
ドイツのクリスマスマーケットに行ったことがあるので、今回はパリとベルギーのクリスマスマーケットに行こう!と。そういう理由でヨーロッパを選択しました。
三世代旅行のメンバー紹介
私と妻、6才の長女と4才の次女、そして60代の私の母の合計5人です。
残念ながら父は仕事の都合により不参加になりました。
帰省も兼ねての三世代旅行なので、羽田空港集合
- 我が家:地方→羽田→パリ→羽田→地方
- 母:地方→羽田→パリ→羽田→地方
母とは羽田空港国際線ターミナルで集合・解散となりました。
マイル利用の国際線特典航空券だと、国内線区間をタダで付けられるんですよ!だから、地方→羽田、羽田→地方の部分はタダ!マイル万歳!
ツアーではなく個人旅行
我が家はいつも個人旅行です。しかし母は海外旅行好きとは言えほとんどツアーでしか行ったことがありません。
こちらの記事の中で、マイルを貯めてツアーで海外旅行に行く3つの方法として
- 現地空港から参加プランを使う
- ANA SKYコインに交換してツアー代金に充てる
- 現地オプショナルツアーを利用する
という3つの方法を紹介しましたが、実はもう1つあるんです。それは「旅慣れた人間を巻き込む」という方法です。
今回は私たちがガイド代わりとなり、母をパリとベルギーをご案内します。
【マイルで旅行】旅行会社のパックツアーで海外マイル旅行に行く方法を解説!
三世代海外旅行のメリットは?二世代の家族旅行よりラクなんです!
実は三世代での海外旅行はこれが2回目です。1回目は無難にハワイでした。しかし、長女がまだ1才と小さかったため、1回目はあまり大きなメリットを感じられませんでした。あえて言うなら、母に長女を預けて2時間ぐらい夫婦で買い物に行ったぐらい。ほんとそれだけです。
しかしその後、次女が産まれ、娘たちは大きくなってワガママも言うようになり、今回の旅行は「おばあちゃんが一緒で助かった!」というシーンが何度もありました。
子どもたちがおばあちゃんに甘える、そしてしっかりする
年に2,3回しか会うチャンスがないおばあちゃんです。ここぞとばかりに甘えてくれます。そして、立派な自分の姿を見てもらおうとアピールします。
いつもは妻に「だっこだっこ!」の次女ですが(4才ですw)、おばあちゃんには「手つなごう!」と言うぐらいで、おばあちゃんに抱っこをせがむようなことはありませんでした。老人相手なので当然と言えば当然ですが、4才ともなればそこら辺はちゃんと分かってます。
そして、すぐに「つかれたー」という次女ですが、今回の旅行では結構自力で歩いていました。そこには、普段の家族4人だけの海外旅行とはちょっと違う、たくましい子どもたちの姿がありました。
私と妻、余裕が生まれていつもより旅を楽しめる!
母が一緒に行ったおかげで、妻は「超ラクだった!」と言っていました。
普段は足にまとわり付いて離れない次女ですからね。それが母がいることで無くなったのでかなり楽だったようです。
また、普段4人では別行動を取ることは殆どないのですが、5人だからなのか母がいるからなのか、何度か別行動を取りました。
ベルギーでは、「クリスマスマーケット名物のスケートをする妻と長女チーム」「市内観光を続ける母と私と次女チーム」と別れて行動を。写真は母と次女。
三世代旅行のデメリット
次はデメリットについて書いてみたいと思います。
三世代旅行は大人数ゆえ、宿探しが大変!
アメリカと違ってヨーロッパはホテルが狭いです。また、添い寝のルールもかなり厳しいホテルが多く、かなり苦戦しました。
- トリプルルーム(大人3人、子ども6才以下2人まで無料)
この条件を満たすホテルを探しましたが、ヨーロッパではなかなか見つかりません。
最後の1泊、パリ北駅のホテルだけ次の条件の部屋が予約できて助かりました。
- ファミリールーム(定員大人5人)
ホテル Richmond Gare du Nord, パリ- Booking.com
結局、通常のホテルを諦めてアパートメントタイプのホテルやAirbnbでの宿探しに切り替えたのですが、今回はこの方法で乗り切りました。
ブリュッセルで民泊してきた!ジャグジー付きで1泊17,000円とか激アツ!
三世代のうち、誰にペースを合わせるかが難しい
いつもは子連れのくせにかなりハードなスケジュールを組んでいる我が家ですが、今回ばかりはちょっと控えました。
4才児に合わせて組めば大丈夫かと思って行動しましたが、実際には4才児は「疲れたら抱っこ」という手が使えるのであまり参考になりませんでした。
膝にちょっと不安を抱える60代に合わせてスケジュールを組むのが正解だったようです。
嫁・姑の関係が心配
はっきり言いますが、ここに不安があるのならば辞めておいた方が良いと思います。
我が家の場合は年に数回しか会わないことにより程よい距離感が取れているせいか、これまでも双方から大きな不満や愚痴があがってくることは無かったので三世代海外旅行を決行しましたが、旅行中にケンカなんて最悪ですので、もし不安があるなら諦めましょう。
実際に旅行を終え、妻からは「またおばあちゃんと行きたい」と言われ、母からは「また連れてってね」と言われたので、まずまず成功だったのでしょう。
三世代旅行の注意点
デメリットにも挙げたようにペース配分にも注意が必要ですが、個人旅行で親を連れていく場合は当然自分は添乗員としての役割も務めなければなりません。
宿やチケットの手配は当然ですが、貴重品の管理や体調を崩した時の世話など全て自分に降り掛かってきます。
しかし、万が一の時の覚悟をしておく必要はあると思います。
とはいえ、「三世代でパリに来た!」「このメンバーでここに立っているなんて夢みたい」と感動することは間違いないので、三世代海外旅行は行き先がどこであれオススメです!
個人旅行ってツアーと違って楽しいですよ!
自分たちが添乗員さんとしての役割を果たすことは大変ですが、いつもは有名な観光地をバスで回り、朝昼晩の3食が付いているツアーに参加することがほとんどの母にとって、ツアーとは違う個人旅行ではこんな体験・経験ができます。
- パリを地下鉄や路線バスで回る
- ディズニーランド・パリに行く
- Airbnbで手配したキッチン付きの広いアパートに泊まる
- TGVや国鉄に乗って各地を転々とする
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陸マイラーが三世代旅行を叶えてくれた!陸マイラーって何?
帰省の代わりにパリ旅行。一見すると、「どんだけ贅沢なの?お金持ちなの?」と思われるでしょうが、マイルのおかげでそんなにお金はかかっていません。
飛行機代、ホテル代、TGV代、ディズニーランド・パリのお金、現地の食事など、全部ひっくるめて1人あたり7万円ぐらいでした。
なぜこの金額をしっかり覚えているかというと、きっちりおばあちゃんに請求したからです(笑)
普段はツアーで20万円前後を出している母ですから、まさかの7万円は衝撃だったようです。
20万マイルも持っていると、三世代でパリに行っても1人あたり7万円。
しかし私、飛行機出張は皆無だし、JALカードを使ってマイルを貯めている訳ではありません。
そもそもJALカードを使って20万マイルを貯めようと思ったら、2,000万円もクレジットカードを使わないといけません。そんなの普通のサラリーマンには到底無理。
しかし、飛行機に乗らず、JALカードにも頼らずにマイルを貯める「陸マイラー」なら、この20万マイルは1〜2年もあれば貯められます!実際に私、2018年1月は1ヶ月で9万マイル貯めました!
「陸マイラー」って何?と思われた方は、こちらの記事もあわせてお読みいただければ幸いです。
う~ん・・たくましい!さすがっス!!
だいちぃさんが添乗員なら家族はどこへ行くのも安心ですね(^^♪
やっぱり、SINタッチ添乗員になって頂きたかったです(^^ゞ
ケンさんおはようございますー
SINタッチ添乗員(笑)ただの仲間にはなれますけど添乗員は無理ですよー。ちなみに私、英語が苦手なので以前機内でツアー添乗中の本物添乗員の方にCAさんとの会話を手伝ってもらう、という恥ずかしい過去があります。英語ができんとなー、ほんとに。